Tシャツとサンダルの候

幻の焼酎をグビッとね。

湯前の焼酎『極楽』が好きだ。

いつもネット注文している。

今回、送られてきた極楽と共に、幻の焼酎と言う触れ込みで『暁』という焼酎のチラシが入っていた。

そこに書かれていたのは、

 

この『暁』は、

高千穂町の酒蔵であり、昔ながらの製法を頑固なまでに守り、日本一少量生産の焼酎である。

言わば、幻の焼酎と言っていいのだ。

買わないと、後悔するぞ。

それでもいいのか?

どうするんだ?

とある。

 

なんだって!

そりゃ大変だ。

即刻、注文しなくちゃ。

 

 

 

 

 

ピンポーン

「宅配便でーす。」

ウヒヒヒ

幻様がいらっしゃいましたよ。

 

度数は、20度から35度まである。

注文したのは35度である。

どの焼酎も、必ず1年半寝かせるのだそうだ。

そうすると、

『焼酎が静かになる』

と言う。

えーと、そんでもって、

3代目当主が亡くなった後、今はその妻の・・・

 

えーい、説明はこの辺で良かろう。

焼酎はロックと決めている。

んじゃ、幻の焼酎をば。

 

 

グビ

 

 

ははーん、なるほどね。

常圧蒸留って訳ね。

そうだと思ってたんだ。

癖はあるが個性がハッキリする、昔ながらの常圧にこだわるってのも「らしい』じゃないか。

口に含むとトロリとした飲み口、その後、米本来の甘さが広がる。

同時に、やんちゃだった出来立ての頃の、角と言っていい癖も残っている。

一年半寝かせて、静かな良い子になった割には、キチンと主張があるのだ。

 

 

グビ、グビ

 

 

わーい💛

教えてくれてありがとよ。

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