青空に誘われる山の旅

宮城県々南の田舎町から、天気の良い日に日帰りで登った山の記録を中心に綴っています。

鬼ヶ岳

2015-12-14 21:47:55 | 山歩き

日  時 :2015年12月10日(木曜日) 晴れのち曇り

場  所 :鬼ヶ岳(1738M)おにがだけ 山梨県南都留郡みなみつるぐん富士河口湖町西湖いやしの里根場ねんば

パーティ :単独行

鬼 ヶ 岳  :鬼ヶ岳は 山梨県の富士河口湖町と笛吹市ふえふきしの境界に位置している。全体的に緩やかな御坂山地みさかさんち(山梨県南部の甲府盆地と富士山北麓の東西に延びる山地)の奥御坂に有って、西湖さいこに面した稜線は なかなか険しい様相を見せるが、直ぐ南側の双耳峰の様に並ぶ 雪頭ヶ岳せっとうがたけからは富士山の眺望が素晴らしい。

 

コースとタイム(山行形態:駐車場からの周回 活動時間 4:11 活動距離:7.58㌔ 高低差:842㍍)

      西湖いやしの里根場駐車場(8:00)→ 大岩上(9:05~9:10)→ 鍵掛峠かぎかけとうげ(9:25)→ 鬼ヶ岳(10:25~10:40)→  雪頭ヶ岳せっとうがたけ1722㍍(10:50)→ 雪頭ヶ岳登山口(11:50)→ いやしの里根場駐車場(12:10)

当日の鬼ヶ岳案内図(赤破線が辿った道

 

 

スタート地点の広々とした西湖いやしの里根場 駐車場

鍵掛峠への登山道入口(薬明大神前)

茅葺屋根の民家が復元された西湖いやしの里根場から見る富士山

登山道入口からは林道歩きがしばらく続く

草に埋もれ気味の登山口

アセビの茂る気持ち良い尾根道

石仏の祀られた大岩上から望む富士山

稜線に出た所が鍵掛峠

鍵掛峠から王岳おうだけ1623.4㍍を望む

明るく雰囲気の良い稜線歩き

木々の間から望む南アルプス(右から北岳3193㍍・間ノ岳3189.5㍍・農鳥岳3025.9㍍)

痩せ尾根で岩がちの険しい部分も有る稜線を振り返る

やっと鬼ヶ岳山頂(中央奥 右手は雪頭ヶ岳)が見えて来た

再び明るく快適な稜線歩きへ変わる

山頂への最後はロープ設置の坂

岩が多く狭い鬼ヶ岳山頂

鬼の角の様な岩が一本突き出ている山頂

山頂より望む鳳凰三山ほうおうさんざん(左側)と甲斐駒ケ岳かいこまがたけ2965.6㍍(右奥)

山頂より望む富士山

コース中最も険しい山道に架けられた梯子

雪頭ヶ岳山頂より望む河口湖と富士吉田の街並み

雪頭ヶ岳より望む富士山は素晴らしい(手前は西湖)

明るく快適なブナ原生林の下り

良く手入れされた檜の植林地帯

水の枯れた東入川の登山口を振り返る

下りて来た林道から見上げた雪頭ヶ岳

 

 

 

当日の様子

二年振りの根場登山口駐車場です。朝が早いせいか野外展示場の西湖いやしの里根場はオープン前、駐車場を訪れる観光客はまだ見当たりません。所々雲の架かる山肌を見上げ、晴れるのかを心配しながらの入山となりました。落葉を踏締める林道歩きから、標識に従い雑木林の尾根道へと進みます。急な坂道もつづら折りの坂道へと変わり、やがてアセビの多い尾根歩きへと変わりました。途中、小さな石仏の祀られた大岩上で眺望を楽しみ、更に高度を上げ、上りも緩やかに変わると稜線上で鍵掛峠です。左の王岳への道を見送り、右へと進みます。鬼ヶ岳へは岩がちの痩せ尾根が続き、幾つか険しい所も有るが、富士山と木々の間から見える南アルプスに癒されます。鬼ヶ岳山頂は鬼の角の様な岩も一本突き立ち、思いのほか狭い所でした。独り占めの山頂も直ぐに他の登山客で賑やかです。山頂で眺望を楽しんだ後、下山はコース中最も険しいアップダウンの岩場を通過します。雪頭ヶ岳からは下り易いブナ原生林にカラマツの植林地、更には檜の植林地、やがて水の枯れた沢前の登山口です。今回も変化に富んだルートに素晴らしい眺望の連続から、思い出深い山旅となりました。

 

過去の記録:2014年

 

 

帰り道(距離:418㎞)

西湖いやしの里根場駐車場(12:30)→県道21→県道710→国道137→国道139→国道20→大月IC 中央自動車道→八王子JCT 圏央道→久喜白岡JCT 東北自動車道→国見IC→国道4→自宅着(18:25) 時間には休憩2回と昼食時間を含む

 

 

 

 



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