天才はきみとかけ離れた存在ではない
ふつうの人は自分をふつうだと思っていない。
ふつう以下だとは決して本気で思っていない。
あまつさえ、何かの分野ではかなり優秀なほうに属すると思っている。
それなのに、歴史上の圧倒的な天才に対して少しも嫉妬しない。
なぜならば、天才は一種の奇跡の体現のようなものだと考えているからだ。
つまり、人間的にかけ離れすぎているというわけだ。
ゲーテが「それが星ならば、人々は欲しがらない」と言ったように。
しかし、実際には、どの天才も猛烈で地道な努力の末に作品を創作しただけなのである。
そこに奇跡じみたものはない。
そのあたりまえのことをふつうの人々は想像できないのだ。
ニーチェの言葉Ⅱ引用

そらあかね
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