国際化は人間を洗練する
時代が進むにつれ、民族的なもの、
その民族の昔から継承してきたもの、
たとえば、民族衣装、習俗や慣習、
決まり事の考え方、方言、文芸様式などが
加速度的に徐々に薄れていくようになる。
しかし、そのことは慨嘆すべきことではないだろう。
というのも、人が国と言う柵を越えて
遠くの人々との互いの理解に達するための道、
ある意味でさらに高度な人間になるための道を歩んでいることだからだ。
そういうふうにして、各民族の人々が古代から引きずってきた
野蛮性を少しずつ剥ぎ落とし、洗練された人間になっていくのである。
ニーチェの言葉Ⅱ引用
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そらあかね
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