価値評価のラッピング
昔からいくども行われてきたことが、
今またくり返されている。
しかし、わたしたちはそれを
過去と同じことのくり返しだとは思わない。
別の意味合いにすることで価値と評価を変え、
まさにいかにも現代的な新しい事柄であるかのように
考えたがる癖を持っているからだ。
たとえば、事実として人殺しにすぎないことを、
戦争、紛争、事変、動乱、弾圧、鎮圧、平定、革命、
テロリズムと呼ぶように。
同じような言い換えによる価値評価のラッピングは、
わたしたちの日常のさまざまな事柄についてもなされている。
ニーチェの言葉Ⅱ引用
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そらあかね
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