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![0_e20](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/0/4/0496abe4.jpg)
このまま何もなければ地球は76億年後、死滅する太陽の道連れとなり、その業火に焼かれ太陽に飲み込まれる形で滅亡することになるわけだが、そう遠くない未来、地球が滅亡する前に人類が滅亡する可能性は大いにある。
これまでも様々な人類終焉のシナリオが描かれていたが、2016年の最新版がまとめられていたので見ていくことにしよう。
![0_e20](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/0/4/0496abe4.jpg)
指先を軽く切っただけで重度の感染症を起こす時代が来るかも知れない。それこそ骨折や出産が死に直結してしまうかつての時代の再来ということになる。しかもかなり早急で2050年までに来るかも知れないという。
アレキサンダー・フレミングがペニシリンを発見してから、細菌によって命を失う人の数は激減した。しかしこれは同時に多くの医者や農業関係者が「必要ないにも関わらず」不用意に抗生物質を投与していく時代の幕開けとなった。
これによって細菌は抗生物質に対して徐々に耐性を持ち始め、可能性の一つとして「全ての細菌が耐性を獲得する日がやってくる」と言われている。耐性菌が蔓延する世界では毎年1千万人が死ぬと言われている。これは毎秒3人の死亡率となる。仮に製薬会社が巨額な資金を投資し新薬を作ったところで耐性菌はまた新たな耐性を持つだけなのだ。
![2_e19](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/5/b/5b885104.jpg)
1918年にスペイン風邪が猛威を振るった時、人類の終わりが垣間見えた事だろう。2千万から5千万人の死者を出したこのパンデミックは、第一次世界大戦で亡くなった人間の数を上回っている。それ以来私達は次のパンデミックがいつ来るか、怯えながら生きているのだ。
SARS、鳥インフルエンザ、豚インフルエンザなどの予備軍は私たちを大いに恐れさせた。エボラもまたその代表格だが、幸いにも西アフリカからその感染範囲が飛び出る事は無かったが、更なる恐怖のウイルスが到来しつつある。
現在、新たな脳炎ウイルスである「ニパーウイルス」が最も恐れられている。1999年に豚から人間に感染したマレーシアを起源とするこのウイルスは、現在バングラデシュなどで度々アウトブレイクを起こしている。ニパーウイルスに感染すると最悪だ。嘔吐、風邪の諸症状、筋肉痛から始まり、直ぐに昏睡状態や死に至る。致死率は70%を越えており、もしこれがパンデミックとなった場合スペイン風邪を軽く超える出来事になるだろう。
「リフトバレー熱」も危険性をはらんでいるウイルスの一つだ。1997年からエボラのようにケニヤで9万人の感染者を出している。エボラとリフトバレー熱が違う点は、リフトバレー熱は蚊を媒介とするウイルスだと言う事だ。
ジカウイルスが猛威を振るっている現在、リフトバレー熱の恐ろしさがより身近に感じるだろう。またMERSのようなウイルスも徐々にパンデミックに近づいているので、どれか一つでも爆発感染した場合の結果は計り知れない。
![3_e18](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/3/d/3d7ebd0b.jpg)
NATO加盟国とロシアによる核戦争の可能性が信憑性を帯びてきた。2016年5月にアレキサンダー・リチャード・シレフ元NATO副指令が「ロシアとNATOによる全面核戦争の可能性」を語った。それによると、彼は早くても2017年にロシアとの核戦争が起きるのではないかと予想している。
シレフは核戦争の原因について「ウクライナ」、「プーチンのパラノイア」、「NATOの拡大化」の三点が大きな意味を持つと語っている。
2014年に起きたクリミアとロシアの亀裂は、冷戦時代に落ち着いていた火種をまた燃やし始めた。それ以来ロシアはNATOの拡大化とその行動に強い恐怖心を抱いているのではないかとシレフは予想しているのだ。
ロシアは今後NATOの力を弱める為に東ウクライナやバルチック海域に支配の手を伸ばす可能性があるという。エストニア、ラトビア、リトアニアがNATOのメンバーになった事で、大規模な大戦が起きるかもしれない。
簡単なミス一つで戦争は起きてしまう。ロシアもNATOも戦争を望んではいない、しかし例えばNATOが誤って威嚇を行うロシア機を撃ち落としてしまった場合、もしくはロシア機のパイロットがNATOのメンバーを撃ってしまった場合。その報復としての第三次世界大戦の火ぶたが切って落とされるかもしれないのである。
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![4_e16](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/4/b/4b4960ad.jpg)
中国との核戦争も出来れば避けたい出来事だ。
核戦争の火種となるのは恐らく南シナ海の領土争いだろう。中国は南シナ海の島国を全て自分の物と主張しているが、アジア諸国はそれに反対している。この中にはアメリカ合衆国と交友関係を結んでいる国々もある。もし中国が強硬手段に出たらアメリカはそこに割って入る必要性が出てくるのだ。
勿論中国もロシア同様に戦争を望んでいる訳ではないのだが、こういった緊張状態にある国々が第三次世界大戦を引き起こしてしまうのは簡単なミス一つなのだ。つい最近も中国がアメリカのスパイ機を妨害した。過去数ヶ月に幾つものニアミスが存在している。最悪なケースを想定した場合、2018年にでも全面核戦争が起こるのではないかと言われる理由はここにある。
![5_e10](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/4/3/4363bbf4.jpg)
世界中で多くの知識人たちはAI(人工知能)が人間の知能を大きく凌駕する事を恐れている。スティーブン・ホーキングはその内の一人であり、人類はAIにより消し去られてしまうと考えている。スペースX社のCEOであるイーアン・マスクはホーキング博士に同意見ながらも、AIがなるべく友好的であるように人工知能研究に投資を行っている。
AI研究の問題は結末が予測不可能な点にある。最高のAIを作ったところで、我々の思い通りに物事が運ぶとは限らないのだ。仮にAIが人間以上の知能を持った場合、彼らが自らの手で更に上の知能を持つ機械を作ってしまう可能性がある。そうなった場合、AIから見て私たちはカタツムリ程度の知能を持つ生物にしか思えなくなってくるだろう。
私たちがAIの思考回路を理解しようにも、彼らの知能の方が上であれば、そういった事も出来なくなってしまうのだ。
AIが仮に「共感」という物を手に入れたとしても、何が起こるのかは予測がつかない。もしかしたらAIロボットは我々の脳が培養液に付けられたタンクの中に入り、そこで生き続ける事こそを幸せだと解釈するかもしれないのである。なんという銃夢の世界。
2016年にGoogleが作ったロボットがチェスよりも難解なゲームである「Go」において、人間のチャンピオンを負かした事を考えると、Xデーは近いのかも知れない。
![6_e11](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/f/1/f14e76ad.jpg)
大量殺戮を行う生物兵器は扱いが最も難しい兵器の一つだろう。これまで歴史上に記録されている生物兵器は2001年のアメリカ炭疽菌事件、1984年のラジニーシによるバイオテロ、そしてオウム真理教地下鉄サリン事件と、数える程しかない。
そう考えると現状では生物兵器が人類を消し去ってしまう事はないだろう。しかし近い未来、そういった生物兵器をより安全に、より凶悪に作れるとしたらどうだろうか。2012年、カンブリッジ大学のヒュー・プライス教授はこういった事が将来的に起こるのではないかと警報を鳴らしている。彼によると近年そういった兵器が毎年「単純化」されてきているようで、兵器制作が容易になっているという。
もしこういった兵器をISISなどが手にし、オウム真理教のような宗教団体がウイルスを彼らに提供したとしたら・・・そしてその制作に必要なのが小さなラボだとしたら・・・それこそが本当に恐ろしい事なのだ。
![7_e11](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/6/3/630d84f5.jpg)
ISISは世界中を恐怖に陥れ、トルコはクルドとの紛争に血を流し、アフリカは内戦による殺し合いが起き、イギリスはつい最近「アイルランドによる本土爆撃が行われる可能性が有る」と発表した。
もしここにサウジアラビアが入って来た場合どうなるだろうか。誰もが旅客機などに乗る事が出来なくなるだろう。サウジアラビアは現在、シリア政権に介入しようとしている。そこで彼らは反政権派に数百の対空砲などを提供しているのだ。
問題はこの対空砲を手渡した人物たちがただの反政権派ではなく、非ISISのテロ集団、例えばアル=ヌスラ戦線だった場合だ。ジハード主義の彼らが武器を手にした場合、マレーシア航空17便やウクライナで2015年に起きた旅客機撃墜事件などが珍しい話ではなくなってしまうのだ。そして最も重要なのは、これが事故ではなく、故意に起こされるテロ活動という点にある。彼らは中東からヨーロッパまで、様々な国を標的に入れていく事だろう。
アメリカは現状、サウジアラビアがこういった行動に出る事は有り得ないとしているが、シリアでの紛争が激化する現在、そういった行動に出る人物が居てもおかしくないと言えるだろう。
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![8_e7](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/6/5/65da35f1.jpg)
パキスタンとインドの闇は深い。両国は戦争、意見の食い違い、テロ行為など、お互い血みどろの戦いを繰り返してきた歴史がある。そして両国は核兵器を持っているのだ。
ロシアや中国も脅威ではあるが、この両国も侮ってはいけない。近年まで両国の核開発レベルは互角であったが、インドが多くの資金を潜水艦等のつぎ込んだ時、パキスタンは負けじと軍事費用を拡大させた。現在では両国はせめぎ合うように軍用兵器の開発に没頭しており、それはまるでキューバ危機のようだ。
更に最悪な事にパキスタンとインド間の戦争は芋づる式に中国をも巻き込む可能性がある。それは中国がインドと長い間敵対しているからであり、仮に戦争が始まった場合、中国がパキスタン側に着く事も十分考えられるのだ。核兵器を持った三国の戦いになってしまい、その結果は絶望的と言えるだろう。
![9_e8](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/6/d/6d00b3b8.jpg)
次の100年の間に世界の気温は最低でも摂氏2度上がると言われている。この変化が世界中に大きな影響を及ぼすのだ。
イギリスを例にあげると、2度気温が上がるだけで「真夏日」が圧倒的に多くなる。イギリスでは毎年2000人が熱中症で亡くなっているが、この気温変化で3倍の6000人になると考えられている。西アメリカでは山火事の件数が爆発的に増え、竜巻や台風も世界中で多発するだろう。
もし20世紀が戦争による時代であるとしたら、21世紀は自然災害による死を招く時代と言えるかもしれない。
![10_e9](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/d/2/d2fa09dc.jpg)
宇宙人による侵略は最も有り得ないと一笑するかもしれない。だがスティーブン・ホーキングなどは100年、200年の内に宇宙人と何らかの接触をする時代が来るだろうと考えている。そしてそういった事態になった場合、起きる事はただ一つ:殺戮である。
こういった話の例題にあげられるのがコロンブスとアメリカの成り立ちである。この場合、原住民は私達で宇宙人はコロンブスなのだ。
仮に知的生命体が私たち以外にいたと過程しよう。彼らはそこで地球人の進化を観察している。最近の地球人の知能や技術が発達する様子を見た宇宙人はどう思うだろうか?彼らは我々を脅威と見なし攻撃してくる可能性があるのだ。
地球外生命体が存在する確率を現す「フェルミのパラドックス」によると、彼らから攻撃されない唯一の方法は小さく、静かに、ほそぼその宇宙の隅で暮らす事だけなのだ。
ただ残念な事に私たちはこれと真逆の事をしている。色々な人々が積極的に地球外生命体と接触を試み、機械を宇宙に向けて放っている。火星を自らの物にしようとする今世紀、もしかしたら彼らはすぐそこまで来ているのかも知れない。
via:10 Terrifying Ways The Future Is Plotting To Kill Us All
☆宇宙人の世界は、なぜ終わらないのか?
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![0_e20](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/0/4/0496abe4.jpg)
このまま何もなければ地球は76億年後、死滅する太陽の道連れとなり、その業火に焼かれ太陽に飲み込まれる形で滅亡することになるわけだが、そう遠くない未来、地球が滅亡する前に人類が滅亡する可能性は大いにある。
これまでも様々な人類終焉のシナリオが描かれていたが、2016年の最新版がまとめられていたので見ていくことにしよう。
10.全ての抗生物質に耐性のあるスーパー耐性菌
![0_e20](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/0/4/0496abe4.jpg)
指先を軽く切っただけで重度の感染症を起こす時代が来るかも知れない。それこそ骨折や出産が死に直結してしまうかつての時代の再来ということになる。しかもかなり早急で2050年までに来るかも知れないという。
アレキサンダー・フレミングがペニシリンを発見してから、細菌によって命を失う人の数は激減した。しかしこれは同時に多くの医者や農業関係者が「必要ないにも関わらず」不用意に抗生物質を投与していく時代の幕開けとなった。
これによって細菌は抗生物質に対して徐々に耐性を持ち始め、可能性の一つとして「全ての細菌が耐性を獲得する日がやってくる」と言われている。耐性菌が蔓延する世界では毎年1千万人が死ぬと言われている。これは毎秒3人の死亡率となる。仮に製薬会社が巨額な資金を投資し新薬を作ったところで耐性菌はまた新たな耐性を持つだけなのだ。
9. ウイルスパンデミック
![2_e19](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/5/b/5b885104.jpg)
1918年にスペイン風邪が猛威を振るった時、人類の終わりが垣間見えた事だろう。2千万から5千万人の死者を出したこのパンデミックは、第一次世界大戦で亡くなった人間の数を上回っている。それ以来私達は次のパンデミックがいつ来るか、怯えながら生きているのだ。
SARS、鳥インフルエンザ、豚インフルエンザなどの予備軍は私たちを大いに恐れさせた。エボラもまたその代表格だが、幸いにも西アフリカからその感染範囲が飛び出る事は無かったが、更なる恐怖のウイルスが到来しつつある。
現在、新たな脳炎ウイルスである「ニパーウイルス」が最も恐れられている。1999年に豚から人間に感染したマレーシアを起源とするこのウイルスは、現在バングラデシュなどで度々アウトブレイクを起こしている。ニパーウイルスに感染すると最悪だ。嘔吐、風邪の諸症状、筋肉痛から始まり、直ぐに昏睡状態や死に至る。致死率は70%を越えており、もしこれがパンデミックとなった場合スペイン風邪を軽く超える出来事になるだろう。
「リフトバレー熱」も危険性をはらんでいるウイルスの一つだ。1997年からエボラのようにケニヤで9万人の感染者を出している。エボラとリフトバレー熱が違う点は、リフトバレー熱は蚊を媒介とするウイルスだと言う事だ。
ジカウイルスが猛威を振るっている現在、リフトバレー熱の恐ろしさがより身近に感じるだろう。またMERSのようなウイルスも徐々にパンデミックに近づいているので、どれか一つでも爆発感染した場合の結果は計り知れない。
8.NATO(北大西洋条約機構)とロシアによる核戦争
![3_e18](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/3/d/3d7ebd0b.jpg)
NATO加盟国とロシアによる核戦争の可能性が信憑性を帯びてきた。2016年5月にアレキサンダー・リチャード・シレフ元NATO副指令が「ロシアとNATOによる全面核戦争の可能性」を語った。それによると、彼は早くても2017年にロシアとの核戦争が起きるのではないかと予想している。
シレフは核戦争の原因について「ウクライナ」、「プーチンのパラノイア」、「NATOの拡大化」の三点が大きな意味を持つと語っている。
2014年に起きたクリミアとロシアの亀裂は、冷戦時代に落ち着いていた火種をまた燃やし始めた。それ以来ロシアはNATOの拡大化とその行動に強い恐怖心を抱いているのではないかとシレフは予想しているのだ。
ロシアは今後NATOの力を弱める為に東ウクライナやバルチック海域に支配の手を伸ばす可能性があるという。エストニア、ラトビア、リトアニアがNATOのメンバーになった事で、大規模な大戦が起きるかもしれない。
簡単なミス一つで戦争は起きてしまう。ロシアもNATOも戦争を望んではいない、しかし例えばNATOが誤って威嚇を行うロシア機を撃ち落としてしまった場合、もしくはロシア機のパイロットがNATOのメンバーを撃ってしまった場合。その報復としての第三次世界大戦の火ぶたが切って落とされるかもしれないのである。
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7.中国との核戦争
![4_e16](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/4/b/4b4960ad.jpg)
中国との核戦争も出来れば避けたい出来事だ。
核戦争の火種となるのは恐らく南シナ海の領土争いだろう。中国は南シナ海の島国を全て自分の物と主張しているが、アジア諸国はそれに反対している。この中にはアメリカ合衆国と交友関係を結んでいる国々もある。もし中国が強硬手段に出たらアメリカはそこに割って入る必要性が出てくるのだ。
勿論中国もロシア同様に戦争を望んでいる訳ではないのだが、こういった緊張状態にある国々が第三次世界大戦を引き起こしてしまうのは簡単なミス一つなのだ。つい最近も中国がアメリカのスパイ機を妨害した。過去数ヶ月に幾つものニアミスが存在している。最悪なケースを想定した場合、2018年にでも全面核戦争が起こるのではないかと言われる理由はここにある。
6.人工知能の台頭
![5_e10](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/4/3/4363bbf4.jpg)
世界中で多くの知識人たちはAI(人工知能)が人間の知能を大きく凌駕する事を恐れている。スティーブン・ホーキングはその内の一人であり、人類はAIにより消し去られてしまうと考えている。スペースX社のCEOであるイーアン・マスクはホーキング博士に同意見ながらも、AIがなるべく友好的であるように人工知能研究に投資を行っている。
AI研究の問題は結末が予測不可能な点にある。最高のAIを作ったところで、我々の思い通りに物事が運ぶとは限らないのだ。仮にAIが人間以上の知能を持った場合、彼らが自らの手で更に上の知能を持つ機械を作ってしまう可能性がある。そうなった場合、AIから見て私たちはカタツムリ程度の知能を持つ生物にしか思えなくなってくるだろう。
私たちがAIの思考回路を理解しようにも、彼らの知能の方が上であれば、そういった事も出来なくなってしまうのだ。
AIが仮に「共感」という物を手に入れたとしても、何が起こるのかは予測がつかない。もしかしたらAIロボットは我々の脳が培養液に付けられたタンクの中に入り、そこで生き続ける事こそを幸せだと解釈するかもしれないのである。なんという銃夢の世界。
2016年にGoogleが作ったロボットがチェスよりも難解なゲームである「Go」において、人間のチャンピオンを負かした事を考えると、Xデーは近いのかも知れない。
5.生物兵器:大量殺戮ウイルス
![6_e11](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/f/1/f14e76ad.jpg)
大量殺戮を行う生物兵器は扱いが最も難しい兵器の一つだろう。これまで歴史上に記録されている生物兵器は2001年のアメリカ炭疽菌事件、1984年のラジニーシによるバイオテロ、そしてオウム真理教地下鉄サリン事件と、数える程しかない。
そう考えると現状では生物兵器が人類を消し去ってしまう事はないだろう。しかし近い未来、そういった生物兵器をより安全に、より凶悪に作れるとしたらどうだろうか。2012年、カンブリッジ大学のヒュー・プライス教授はこういった事が将来的に起こるのではないかと警報を鳴らしている。彼によると近年そういった兵器が毎年「単純化」されてきているようで、兵器制作が容易になっているという。
もしこういった兵器をISISなどが手にし、オウム真理教のような宗教団体がウイルスを彼らに提供したとしたら・・・そしてその制作に必要なのが小さなラボだとしたら・・・それこそが本当に恐ろしい事なのだ。
4.世界規模のテロ活動
![7_e11](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/6/3/630d84f5.jpg)
ISISは世界中を恐怖に陥れ、トルコはクルドとの紛争に血を流し、アフリカは内戦による殺し合いが起き、イギリスはつい最近「アイルランドによる本土爆撃が行われる可能性が有る」と発表した。
もしここにサウジアラビアが入って来た場合どうなるだろうか。誰もが旅客機などに乗る事が出来なくなるだろう。サウジアラビアは現在、シリア政権に介入しようとしている。そこで彼らは反政権派に数百の対空砲などを提供しているのだ。
問題はこの対空砲を手渡した人物たちがただの反政権派ではなく、非ISISのテロ集団、例えばアル=ヌスラ戦線だった場合だ。ジハード主義の彼らが武器を手にした場合、マレーシア航空17便やウクライナで2015年に起きた旅客機撃墜事件などが珍しい話ではなくなってしまうのだ。そして最も重要なのは、これが事故ではなく、故意に起こされるテロ活動という点にある。彼らは中東からヨーロッパまで、様々な国を標的に入れていく事だろう。
アメリカは現状、サウジアラビアがこういった行動に出る事は有り得ないとしているが、シリアでの紛争が激化する現在、そういった行動に出る人物が居てもおかしくないと言えるだろう。
<script src="http://karapaia.livedoor.biz/js/sp_karapaia_middle_300x250.js"></script>
3.パキスタン・インド間での核戦争
![8_e7](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/6/5/65da35f1.jpg)
パキスタンとインドの闇は深い。両国は戦争、意見の食い違い、テロ行為など、お互い血みどろの戦いを繰り返してきた歴史がある。そして両国は核兵器を持っているのだ。
ロシアや中国も脅威ではあるが、この両国も侮ってはいけない。近年まで両国の核開発レベルは互角であったが、インドが多くの資金を潜水艦等のつぎ込んだ時、パキスタンは負けじと軍事費用を拡大させた。現在では両国はせめぎ合うように軍用兵器の開発に没頭しており、それはまるでキューバ危機のようだ。
更に最悪な事にパキスタンとインド間の戦争は芋づる式に中国をも巻き込む可能性がある。それは中国がインドと長い間敵対しているからであり、仮に戦争が始まった場合、中国がパキスタン側に着く事も十分考えられるのだ。核兵器を持った三国の戦いになってしまい、その結果は絶望的と言えるだろう。
2.異常気象
![9_e8](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/6/d/6d00b3b8.jpg)
次の100年の間に世界の気温は最低でも摂氏2度上がると言われている。この変化が世界中に大きな影響を及ぼすのだ。
イギリスを例にあげると、2度気温が上がるだけで「真夏日」が圧倒的に多くなる。イギリスでは毎年2000人が熱中症で亡くなっているが、この気温変化で3倍の6000人になると考えられている。西アメリカでは山火事の件数が爆発的に増え、竜巻や台風も世界中で多発するだろう。
もし20世紀が戦争による時代であるとしたら、21世紀は自然災害による死を招く時代と言えるかもしれない。
1.宇宙人の侵略
![10_e9](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/d/2/d2fa09dc.jpg)
宇宙人による侵略は最も有り得ないと一笑するかもしれない。だがスティーブン・ホーキングなどは100年、200年の内に宇宙人と何らかの接触をする時代が来るだろうと考えている。そしてそういった事態になった場合、起きる事はただ一つ:殺戮である。
こういった話の例題にあげられるのがコロンブスとアメリカの成り立ちである。この場合、原住民は私達で宇宙人はコロンブスなのだ。
仮に知的生命体が私たち以外にいたと過程しよう。彼らはそこで地球人の進化を観察している。最近の地球人の知能や技術が発達する様子を見た宇宙人はどう思うだろうか?彼らは我々を脅威と見なし攻撃してくる可能性があるのだ。
地球外生命体が存在する確率を現す「フェルミのパラドックス」によると、彼らから攻撃されない唯一の方法は小さく、静かに、ほそぼその宇宙の隅で暮らす事だけなのだ。
ただ残念な事に私たちはこれと真逆の事をしている。色々な人々が積極的に地球外生命体と接触を試み、機械を宇宙に向けて放っている。火星を自らの物にしようとする今世紀、もしかしたら彼らはすぐそこまで来ているのかも知れない。
via:10 Terrifying Ways The Future Is Plotting To Kill Us All
☆宇宙人の世界は、なぜ終わらないのか?
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