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悪魔像「バフォメット」の完成で悪魔崇拝者がデトロイトに集結、史上最大の悪魔崇拝祭典が開かれる。

2015年08月17日 | 世界びっくりニュース
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 2015年7月25日(アメリカ時間)の午前零時、ミシガン州デトロイトのデトロイト川から数ブロック先の古い倉庫に約700名ほどが集まっていた。彼らは口々に「史上最大の悪魔崇拝の祭典」だと語っている。その大半が自らが悪魔崇拝主義者であると認める者たちだ。また、単に好奇心から集まった者たちもいる。

 いずれにせよ、悪魔崇拝主義の精神は蔓延しており、そうした者たちは平然とヤギを生贄に捧げ、ミア・ファロー(『ローズマリーの赤ちゃん』の主演女優)にルシファーの子供を身篭らせたりする。もしこの祭典が本当に史上空前の規模であるのならば、想像を絶する不吉な事態が起きても不思議はない。

Apollyon Rising : Satan Statue unveiled during Largest Public Ceremony on Tisha B'Av (Jul 26, 2015)


 この祭典の目玉は、ヤギの頭を持つ悪魔バフォメットの巨大ブロンズ像のお披露目だった。この悪魔は、現在の悪魔崇拝主義における御神体である。ちなみに、オーソドックスな悪魔崇拝主義と不満を抱くティーンエイジャーにお馴染みの逆五芒星は、バフォメットの頭を模ったものだ。

高さ2.7メートル、重さ1.5トンはあるバフォメット像

 
 ブロンズ像自体は見事な出来だ。高さは2.7メートルほどあり、重量は1.5トンもある。五芒星を戴く玉座に座し、その翼(玉座ではない)はファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』に登場した鉄の玉座を想起させる。



ゲーム・オブ・スローンズの鉄の玉座

 頭からはヤギの角が突き出し、その腕はたくましい。組まれた足の先は蹄だ。傍に陶然と見上げる少年と少女がいなければ、さらに禍々しい印象を与えたことだろう。



バフォメット像はアメリカ人の多元性に対する踏み絵である

 「バフォメットは敵対者同士の和解、容認する意思、差異への賞賛を象徴しており、双対する要素を包含します」と式典を主催したジェクス・ブラックモアさん(安全上の理由から仮名である)は説明する。ある意味、この像はアメリカ人の多元性に対する踏み絵である。すなわち、どの程度までの信仰の自由なら許容されるのかを試しているのだ。



 ブラックモアさんは悪魔教会(Satanic Temple)デトロイト支部の責任者である。悪魔教会は無秩序かつ不透明になりがちになこの信仰において、一貫した体制を持つ数少ない組織だ。本部はニューヨークにあり、フロリダ、ミネアポリス、フィンランド、イタリアなどの各地に支部が存在する。だが、デトロイト支部は最初に設立された教会であり最大の支部である。ブラックモアさんはデトロイト育ちで、ハーバード大学で悪魔崇拝主義の講義を受けた後、悪魔教会で働くために戻ってきた。

 悪魔教会が宗教組織であるのかとの質問に対し、同好会以上、教会未満であり、「悪魔主義」なるものを基礎に形作られたと彼女は答えている。悪魔主義は教義ではない。同教会のサイトにはこうある。

 「悪魔教会が基本前提とするものは、不当な苦しみは悪であり、そうした苦しみを減らすことが善であるということだ。我々は象徴的な『邪悪』を信じていない」

 だが、最も重要なのは、同教会が「人格を有する悪魔に対する信仰」を布教していないことだ。彼らの理論では、悪魔は抽象なのだ。あるいはナンシー・ケーファーが記したように、「神ではなく著述家なのだ。悪魔は自らを犠牲にして合理主義、無神論、真実を語ることを象徴」している。

バフォメット像は悪魔教会流のアンチテーゼ

 例えば、自由主義的ゴシックとは、小説家アイン・ランドの改革運動をいくぶんダークな響きを持って言い換えたものだ。悪魔教会では、個人的自由の侵害に対するお決まりの反応を目にすることができる。特にそれが手に十字架を携えた侵害である場合は顕著だ。バフォメット像は悪魔教会流の最新の反抗なのである。

 「バフォメットを選んだのは、悪魔の姿との現代的な関連性と、その象徴するものが、別の信仰を表す記念碑と並べるのに相応しかったからです」とブラックモアさん。彼女が話す記念碑とは、1.8mの大理石の板に「十戒」を彫ったものだ。



 これはオクラホマ州会議事堂の事件が背景にある。2012年、州の代議士マイク・リッツェは100万円の自腹を切り、議事堂のドームに十戒を備え付けようとした。これは教会と州の政教分離を著しく犯すものだとして激しい批判を浴び、アメリカ自由人権協会がオクラホマ州政府を訴える事態にまで発展した。

 そして、悪魔教会は目には目をで応じた。キリスト教徒が公共施設に自らの信条を刻み込んでもいいのであれば、悪魔教会がしてはいけない道理があるだろうか、ということだ。



 だが、州政府は、議会にバフォメット像を設置せよという悪魔教会の請願を拒否した。問題は未解決であるが、1ヶ月前、オクラホマ最高裁判所が十戒の記念碑は憲法違反であると判示している。

 それでも、論争は今後も続きそうだ。デトロイトに住むある牧師は、ブロンズ像のお披露目を「邪悪の歓迎パーティ」と非難、某カトリック系グループは、バフォメット像の反対集会への参加を呼びかけている。一方、アーカンソー州知事エイサ・ハッチンソンは最近、アーカンソー州会議事堂の記念碑に十戒を刻む法案に署名をした。

 悪魔崇拝祭典の様子を写した写真はフェイスブックなどに投稿された。









 悪魔教会は現在、遠征計画を進めているという。

via:vicedailymail

 以下はコメント欄でまとめられていた悪魔教会信者(サタニスト)の条規だ。

●悪魔教会信者(サタニスト)の11ケ条

・求められてもいないのに意見や忠告を与えないこと。
・他人が嫌がるとわかるようなごたごたを話さないこと
・他人の家に入ったら、その人に敬意を示すこと。それができないならそこへは行かないこと。
・他人が自分の家で迷惑をかけるなら、その人を情け容赦なく扱うこと。
・交尾の合図がない限り交尾に誘わないこと。
・こんな重荷降ろして楽になりたい、と他人が声を大にして言っているものでない限り、他人のものに手を出さないこと。
・魔術を使って願望がうまくかなえられたときはその効力を認めること。首尾よく魔術を行使できても、その力を否定すれば、それまでに得たものを全て失ってしまう。
・自分が被らなくても済むことに文句を言わないこと。
・小さい子どもに危害を加えないこと。
・自分が攻撃されたわけでも、自分で食べるわけでもない限り、他の動物を殺さないこと。
・公道を歩くときは人に迷惑をかけないこと。自分を困らせるような人がいれば止めるよう注意すること。それでもだめなら攻撃すること。

●悪魔教会の「九つの大罪」

愚鈍さ
虚栄
唯我主義
自己欺瞞
群れに従うこと
見通しの欠如
過去の正統の忘却
非生産的なプライド
美意識の欠如


 八百万の神がいるとは言え、一神教ではない日本ではなかなか理解しづらい宗教問題だが、救いを求めて人々は自分の信じる象徴的何かを模索しているのは確かなようだ。過去の歴史を振り返ると宗教と戦争が密接に結びついているところも何とも言えないものがある。

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