ポーズ。

こんなアメリカ人の話があります。



Ａ君は異性の気をひくために、素敵なプレゼントをしたり、ロマンチックなデートの準備をしたり。



しかし、しばらくすると相手の女性はA君から離れていく。



こういうことを繰り返している内に、Ａ君は自分には何の魅力もないんだと決めつけて心を閉ざしてしまった。



そんな時、Ａ君の親友で海軍に所属するＢ君が数ヶ月間海に出ることになった。



そこでＢ君は親友であるＡ君に「自分がいない間、彼女が寂しくないように、面倒をみてくれ」と頼んだ。



Ａ君は乗り気ではなかったが、親友であるＢ君の頼みだので引き受けた。



Ａ君は彼女は親友の恋人だから、今までのようにプレゼントをするわけでもなく、とりわけ準備してデートなどしなかった。



すると彼女はＡ君に恋をした。



その先は本題と関係ないので私が読んだ本には書かれていませんでした。



どういう話かわかりますか？。



Ａ君は親友の彼女だから「自然に・普通に」つきあっていたのです。



そして彼女は、自然体のＡ君に心惹かれたのです。



話はかわりますが、写真をとるとき、カメラマンは「はい笑って」といいますよね。



あれは私は苦手で、写真の中の私はいつもひきつっています。



そうです。生活する上で「ポーズをとる」必要はないのです。



彼女がＡ君に惹かれたのも、「そのままの」Ａ君と接していたからです。



とはいえ、人とのつきあいを円滑にするには、時には「ポーズ」も必要です。



ただ、ポーズをとった自分が評価されなくても落ち込まないことです。



Ａ君がポーズをとった自分に価値を見いだそうとしました。



「自然体」って難しいことですが、大切なことですね。



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