時の栞

何を見て、何を思い、どう表現したのか。
私の欠片であるコトバで綴った、私自身の栞です。

特製雅チャーハン+水餃子 懐石中国料理 雅*船橋市二和東

2013-03-16 01:59:57 | 中華バンザィッ!

舞浜ヒルトンで14年、というシェフのお店が

新京成線の三咲駅近くにあります。

高級感を演出したという小さめの看板と

スッキリとした外観のため、

そして工事の足場があったこともあり、

「只今営業中」の札が下がってなかったら、

ちょっと気づきにくいお店でした。

住所:船橋市二和東6-44-9 電話:047-448-1616

営業時間:11時30分~15時、17時~21時30分 定休日:月曜日

 

ここは、「ちょディーなスポッと」のkouheiさんより、

マイフナに掲載されたお店だと教えていただきました。

 

懐石中国料理のお店ではありますが、

ランチ営業もしているとのことで、

単品メニューが増えたら行こうと思っていました。

が、

この先にある宝鏡というお店へ汁麺を食べに行くはずが、

着く直前に定休日だと気がつき、

急遽、こちらのお店へ。

駐車場があるかどうかわからなかったので、

とりあえず向かいにある京成リブレ横の

コインパーキングへ入れました。

 

1人で入るにはちょっと勇気が必要でした

ビルの入口ドアを入り、中扉をあけると、

中にいた人たちの、

えっ?1人?マジで?

という視線が刺さるww

ママ友のランチ会、ご夫婦、お友達、

色々な客層で店内は6割ほど埋っていました。

 

と、女性店員さんがすぐに出てきてくれたので、

1人ですけど大丈夫ですか?と聞きました。

 

というのも、先日、あるお店の入口に、

「カウンター席が無いので、お2人様からお願いします」

そう書いてあったから。

このお店にもカウンター席はありませんでした。

なので、1人でも入れるのかを確認しました。

少し居心地悪いかも?と思いましたが、

テーブルの配置がゆったりとしているせいか、

卓数もあり、それほど混まなかったからか、

思ったほど気をつかわずに済みました。

 

通された席はお店のいちばん奥。

見渡せる席です。

 

メニューを持ってきてくれましたが、

頼んだら片付けられてしまいました。

記憶によれば、

ランチのコースは2500円程度だったと思います。

一品料理のほかは麺類、ご飯類が5種類ずつほど。

私は今週、炒飯ウィークなので、

この日も雅チャーハン(1,200円)にしました。

あとはランチのコースにも入っていたので、

水餃子(600円)も注文。

 

待つ

このお水のグラスにはちょっとガッカリ。

ワリッカの名前が入ってるんですよねー。

せっかくステキなランチョンマット、

とても凝った箸袋なのに台無し。

 

しかもお水がマズイ!

製氷皿っぽいニオイが移ってるんです。

まずくて飲めないので、

氷無しのお水を貰ったのですが、

これがまた水差しのプラスチックのニオイ。

ビール屋さんの名前が入ったやつです。

あ、氷というより、この水差しのニオイか!と残念でした。

なんでこんなの使うんだろう?

ホント、せっかくのお店が泣いちゃうよー。

 

結局、女性店員さんに経緯を話し、

冷やさずに、水差しに移し変えずに、

そのまま出てきた水を貰いました。

やっと飲めるお水です。

 

ラー油、お醤油、お酢、豆板醤が置いてありました。

 

 

チャーハン到着。

黒と白?

なぜこの組み合わせにしたんだろう?

格別チャーハンが引き立つ色とも思えないけど…。

まあいいか。

お皿の直径はお箸の長さほどですから、

約20~21cmでしょうか。

 

ちょいパラ系しっとり、かな。

一口たべて、あれ?

初めての味。

チャーハンに入っていたのは、

唐辛子のピクルスみたいなものを刻んだやつと、

サラミのような食感と香りのもの。

特に唐辛子のほうは辛みがほとんどなく、

程よい酸味がチャーハンをあっさりと食べさせてくれました。

サラミのようにちょっとカタめなお肉のほうは、

噛むとじんわり美味しさが感じられて、

唐辛子との相性も良いです。

蟹チャーハンのような上品さでは無く、

全体に柔らかな旨みがまわってるチャーハンでした。

 

ついてきたスープもじんわりと柔らかい。

塩分濃度計では1.0、1.1、1.1。

汁麺も美味しいだろうなーと思わせるスープでした。

 

そして水餃子も到着。

むむっ!

ちゃんとしたお店なら考えられない状態。

水餃子の入った器がソーサーの上でかなりズレてます。

懐石料理だって言うのに。

ちゃんと教育してるんでしょうか。

お水、水差しに続き、この置き方で更にガッカリです。

 

つるんとした水餃子は、とっても美味しいのに…。

 

お支払いは席で、ということでしたが、

オーナーシェフが何をどこまでこだわるのか、

お料理だけでなく、接客など、

お店全体のレベルをどう考えているのか、

ちょっとわからなかったです。

 

なんだか残念なお店でした。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
グラス (kouhei)
2013-03-16 15:16:42
お店のイメージからは考えられないことですね。
それと水差し、自分だったら貰い物ではなく真空断熱のを使うけどなぁ・・・
あれは氷が減らないのですごく良いですよ(^_^;)
チャーハンの肉は中国ハムっぽいですね、東魁楼本館のエビチャーハンが1.5人分の量で950円くらいでしたので、高すぎるかも。
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re:グラス (凛ママ)
2013-03-16 23:25:14
kouheiさん、どうもです^^

>お店のイメージからは考えられないことですね
ホントにもったいないなーって思いました。
グラスなんて、一番最初に来る食器ですからねー。
そして水差しは客の目の高さにくるもの。
それがビールの名前がドーン!と書いてあるだなんて、我が目を疑いました。

水滴なども、あってはならないものですから、
おっしゃるように真空断熱のものならベストですね。

これが普通の中華料理屋さんなら何とも思いませんが、
せっかくあれだけのお店にしたのが生きてないのは、
まことに勿体ないと感じました。

>チャーハンの肉は中国ハムっぽい
そういうのがあるんですか!
あまりお肉は得意じゃないので、
ダメな時はよけて食べてたりしてますが、これは大丈夫でした。
そうか、中国ハムなんですねー。

1200円という価格に見合う味だったかと言えば、
お店の雰囲気、接客、食器、そういうもので異空間というか、
非日常を感じられてたら1200円でも高くはないと感じたと思います。

でも、ヘンに現実感があったので、こちらも覚醒しちゃって、
価値観を見出せなかったのか、高すぎだなーと思いました。
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