花…いや、ツボミ？

おひたしにしようと買ってきたホウレン草を洗おうとして目に付いたのがコレ。

これは…花？いやツボミか？

入っていた袋を見てみると、「共計雨除けほうれんそう部会」と書いてある。

共計…部会ってなんだ？
雨除けほうれんそう？

調べてみると、“共計”というのはＪＡの３つの原則のひとつで、品質が同じ農産物でも、出荷日や市場によって価格差が出てしまうため、一定期間内の平均価格で組合員に清算するというもので、収益が高くなることが無いかわりに、大損こくこともないというシステムのことをいうらしい。

組合員が安定した収入を得るためにと考えられたものなんでしょうが、こういう皆一緒に、とか皆同じという社会主義的システムって、どんなに努力して安心できる良い作物を作ったとしても、だからって一人勝ちは許さない、って感じがして私はあまり好きじゃないですけどね。

で、ＪＡがいくつか集まって作るのが部会とか協議会など。

“雨除けほうれんそう“というのは、そのままの意味でハウス栽培されたもののようです。
このホウレン草の問題点は６月から９月という気温の高い時期の流通の最中に起きる「とろけ」で、対策は低温で保管することらしい。
そういえば袋にもそう書いてありました。

なるほどね～。


そうそう、花かツボミかって話でした。
ネットで見てみたら、どうやらツボミのようです。
これがグングン伸びて、ツブツブから白いオシベが出ている画像がありました。
（こちら→野草かんさつ事典）
ホウレン草は雌雄異株だそうで、ツブツブがあるのが雄花だそうです。


あー、スッキリした