3DCG備忘禄

自分へ向けた3DCG関連の覚書きです。

PhotoShopでべた塗りを使ってテクスチャを描く

2020-03-23 01:31:20 | PhotoShop
PhotoShopで描き込み系テクスチャを描くとき

「べた塗りレイヤー」にマスクを追加してテクスチャを描きます。
ゲームなんかで使用されることが多い描き込み系テクスチャではハッキリ言って業界標準だと思ってます。

※)ここで言っている「描き込み系テクスチャ」とは
カラーマップに影やハイライトなんかも一緒に描きこむテクスチャです。
あえてタッチを残してイラストっぽくするフォトリアル系ではない、デフォルメ系のヤツですね。
特にモバイル系なんかでは容量の制約でノーマルマップが使えないことも多いのでよく見かけると思います。

色々な会社で作成されているPSDファイルを拝見してもそうしている方が圧倒的に多いです。


①べた塗りレイヤーを追加します。調整レイヤーから


②べた塗りを選択します。


③マスクを追加するとデフォルトだとおそらく白になっていますが、


④Ctrl+「I」キーでマスクを黒にします。(何も描かれない状態です)


⑤マスクを選択した状態で白でブラシ津ツールで描き、「X」キーで黒に切り替えて消します。
(消しゴムツールは使わない)


⑥色を変えてみます。
 修正対応やカラーバリエーションも作りやすいです。




素材感をできる限り残すフォトリアル系のテクスチャとは違いますね。
PBRでもカラーの他にメタルネスやラフネス、ノーマルマップを使うことが多いようです。

※)ただし、私はまだPBR案件を本格的にやったことないです。笑
  いつでも対応できるようにSubstancePainterは触ってはいますけど。


WACOMペンタブのグリップヌルヌル問題

2020-03-22 22:42:26 | WACOM
ワコムのペンタブレット設定さえしっかり調整すれば
良い感じで描けていいですよね!

でもぼくはプロペン2の購入に踏み切れずにいました。

最大の理由はペンタブのグリップのヌルヌル問題です。
これは経年劣化や汗との化学反応でおこる加水分解によるものだそうです。
一応、エタノールや重曹などを使ってクリーニングすることで一時的には改善するものの、
時間の経過とともにまたヌルヌルしてきます。

なぜワコムさんは既知の問題で皆さんが困っているグリップの劣化によるヌルヌル問題を放置して
また問題のある素材を使用するのでしょう。

しかもプロペン2では純正の交換グリップがないようです。
嫌がらせかと思ってしまいます。

WACOMの社内には自社ペンタブのヘビーユーザーがいないのかもしれませんね。


だから僕はいまだに家の環境はIntuos3なのです。
こちらも劣化してグリップはヌルヌルになるのですが
純正の替えグリップ(1100円ほどで2つ入り)を当時購入できておりました。


でもプロペン2には興味があるので
純正ではないものの、葉車堂さんというところで
木製のグリップを出しているので試しに購入してみました。
(職場で支給されているのはIntuosProとプロペン2なのですが
すでにグリップはヌルヌルしているのです!笑)

で、感想ですが
スイッチまわりに隙間はできるものの、思ったほど違和感なく使えております。
木製とはいえ、けっこう薄い材質なので耐久性が気になるところです。

最大の問題はお値段がお高めなところです。笑
他に交換できそうなグリップが見当たらないので仕方ない感じもしますが。


葉車堂 ペンタブ なんかで検索すると出てくると思います。


ワコムさんユーザーの声聞いてるのかしら。。。
中国メーカーのペンタブが思いのほか評判良いですし
このままではどんどんユーザー離れていってしまう気がしますけど。。。