気ままな絵日記

我が家の庭のお花を紹介

春リンドウ

2016年04月15日 23時12分29秒 | ガーデニング

 

 北風の強い一日でした

 昼は日差しのおかげでそれほど寒くは感じなかったけど、さすがに夜になると風が冷たく感じます

 写真のリンドウですが、本当に綺麗な花なんですけど、どうもこの手のラッパ状に咲く花の写真の撮り方がいまいちです

 ユリとかつつじとか綺麗なラッパ状の花が多いけどいずれも自信がありません

 まだまだ修行が足りないようです

 

 

 

 

 


足元を見直してみよう!

2016年04月15日 12時51分03秒 | ガーデニング

 熊本の地震ですが、時間が経つにつれて被害の大きさが分かってきたようです。

 どうかこれ以上被害が拡大しないよう祈るばかりです。

 

 個人的な感想を言わせてもらえば数か月前から熊本地方は浅い場所での小さな地震が頻発していたのもたしかで、ちょっと心配してはいました。ただ、これは阿蘇山が近いし震源が浅かったから、阿蘇山のマグマだまりが少し動いているのかなくらいに理解していました。

 

 ところで、昨夜から疑問に思っていたのですが、震源の深さが10Km~11Kmでマグニチュードが6.4という数字からすると震度7というのは揺れが大きすぎるのではないかということでした。さらに被害状況を見ると建物の全半壊が多いのにもびっくりしました。

 なぜだろうと思いめぐらせていたのですが、先日NHKで放送された「ブラタモリ」を思い出しました。

 あの番組では熊本はなぜ水が豊かなのかということを紹介していましたが、その時の内容を振り返ると今回の揺れが大きくなった原因が分かったような気がしました。

 熊本市周辺の土地は太古からの阿蘇山の噴火によって流れた2層の火砕流の地層の上に出来上がっているということが紹介されていました。この火砕流の層が山から市街地に水を運ぶ水路を形成して市街地に豊かな水を運んでいるということでした。これはまさに富士山に降った雨が山の中を通ってふもとの町にたくさんの湧水を形成しているのと同じような状況です。火砕流の地層というのは空洞が多くもろい地層と言ってよいと思います。富士山周辺に「氷穴」や「風穴」などの洞窟が多いのも火砕流地層の特徴です。

 たとえてしまえば、硬い鉄板の上に柔らかく穴がいっぱいあいた軽石が載っていてその間を水が流れているということになります。

 今回の揺れが大きかった地点もまさにこの火砕流の地層の上に載っている場所でした。

 もちろん、現在では各自治体がこのようなことも勘案してハザードマップを作成しているのだと思います。ただ、ハザードマップの中に隠された理由まではなかなか理解出来ません。「ブラタモリ」を見ていると各地にその土地の成り立ちを研究している方がたくさんいらっしゃるのもよくわかります。そこでそのような研究をもう一歩進めて災害にも役立つ情報にして一般に広めていくことも重要なのかもしれません。

 どんな条件の土地でもメリットとデメリットがあるはずです。メリットを知ることも大切ですがデメリットを知っておくこともとても大切なことだと思います。

 自分から進んでその土地の成り立ちを理解しておいてもそれが役に立つなんて言うのはそれこそ宝くじに当たる程度の確率でしかないかもしれません。出来れば、役に立たないでいてくれるほうがありがたいです。ただ、万が一今回のような状況のときにはきっと役に立ってくるはずです。 

 自分の身は自分で守らなければなりません。

 どうかめんどくさがらずに自分の立っている足元の歴史をじっくりと探ってみて下さい。

 知っておいて無駄な知識はないと思いますよ。