都内に超有名なフィリピンパブの客引きのTさんが居る。おそらく東京右半分では一番。約20年前に全くフィリピンに興味の無かった私を優しくフィリピンパブに誘ってくれたのがTさん。それから10数年後フィリピンでレストランを開くとは当時の私には正に夢にも思わなかった。
その後彼とはお客とキャッチの関係が続いていた。20年もだ。近年ではパブに行かずとも立ち話をする中になり、一昨年フィリピンに数年ぶりに行くので現地で合流出来ないかと依頼され当方はマニラで待ち構えていたのだが、彼のお連れさんがアンへにご執心で結局彼らの日程がマニラで取れず合わずじまいだった。
そして彼からLINEが有り今年再びフィリピンに行くので日程を合わせないかとの希望が入り、当方も検討する返答をした。今回は彼は単独で渡比とのこと。
それで事前の打ち合わせも兼ねて彼の唯一の休みの日曜日に一杯飲みに行くことになった。なにせ彼は日常仕事で私とは時間が合わないので。なんと20年来で初めて飲むのだ。
何故かワクワクしてその日を指折り数える自分が居た。