マニラの国際空(NAIA)の混雑が深刻化している。NAIAは元々年間4000万人のキャパで設計されているが、既に昨年4200万人を超えてキャパオーバーが発生している状況なのだ。
そこで混雑緩和の動きが本格化している。
アルバレス下院議長が45日以内にフライトの一部をマニラからクラーク国際空港に移す様セブパシフィック航空に要求した。かなり強権的な発言と依頼だ。当然45日に実行とは無理難題だ。セブパシフィック航空側は既に1年前よりチケットを販売しおり、急な変更は無理だと回答。これ至極当然。
しかし政治家のスタンドプレーはともかく混雑緩和策の実行は確実のようだ。本来の設計だったらしいがターミナル2は国内線専用に変更され。ターミナル1・3は国際便のみでターミナル1は国内便のみとなる。ターミナル2出入国管理と検疫所も移す計画。言われてみればターミナル2の出国のスペースは脆弱である。混雑緩和しようにもスペースが無い。という事はフィリピンエアラインは現在独占的にターミナル2を使っているが、の国際線は1と3に振り分けると言う事になる。おそらく既に国内線を使っているターミナル3に
フィリピンエアラインの国際線を移すと思われる。免税店も移すとの事。ナショナルフラッグのフィリピンエアラインの国際線がターミナル3移動するので、セブパシにクラークへ出て行けと言う要求。民間企業は辛いのだ。