フィリピンでよく見かける屋台やカウンターだけのお店はカレンデリア。お店では開店前に鍋で料理して、主に作り置きの料理を出す。鍋の料理が売切れたら閉店が通常。私はさすがに食さないが、満足な水道施設が無い店舗では、メラミン食器にビニールを張り汁ものなどそこにおかずを入れる。それにご飯をセットして出す。大体10pesoからの値段。
ランチタイムはカレンデリアのお世話になる人が多い。写真の様にマカティでも屋台が有る。疑問なのは公道の上に出店が許可されているのはどんな許可なのだろう。推測するにこのマカティの路地裏には高級店は有っても庶民の店は少ないので、ランチタイム時に特別に労働者向けに許可されていると思われる。フィリピンどこでも有るが、特に高級なマカティ―で働いている人々は決して裕福では無いので、路地裏のこんな店が重宝されるのだろう。大抵料理はアドボだ。ManokやBaboy、それから野菜炒めのモンゴやトゲ。モンゴは豆、トゲはもやし。要するに安く美味しい料理を、日々の労働に頑張る皆さんに手軽に安価に提供するフィリピンの経済発展に必要不可欠なフードサービスなのだ。
ウチも頑張ります。