みなさんこんばんは。
それもそのはず、桜花賞は私がこの春一番楽しみにしていたレースだから。コロナ禍においても中止だけは勘弁、何とか桜花賞までは持ち堪えて欲しいと切に願っております。
さてさて何が楽しみかと言いますと、それはタイトルにある通りデアリングタクトですよ。ノルマンディー期待の星であります。
振り返るとエルフィンS。当時、桐生競艇場にいた私は、エルフィンSの走破時計を見て驚きました。
「これは桜花賞勝てる」
直感でそう思いました。今冬の京都は非常に時計の掛かる馬場。その状況下で出した1.33.6、しかも2着馬を0.7千切ってのものですから、これには価値がある。そう思ったからです。
デアリングタクトはもしかしたらもしかするかも。ノルマンでもクラシック夢見て良いんだと教わった。あの日の馬場で3歳牝馬が出すような時計じゃないんだよなあ。
(↑エルフィン翌週の私のTwitterより)
しかし本当にそうなのでしょうか?実は桜花賞に向けて着々と裏取りをしていました。そこで私はあることに気が付きました。
エルフィンS開催週は実は全体的に時計が早かったということ。今冬の京都開催は概ね時計が掛かりましたが、この週だけはやや早かったのです。
参考までに同日の古馬500万でも1.33.8が出ています。そう考えるとデアリングタクトは古馬500万〜1000万級あたりでしょうか。
これをどう評価するかです。人によっては3歳牝馬ジーワン通用級と見る人がいても良いと思います。ただ個人的にはそこまで強く推せるかというと、やや疑問という評価になってしまいました。もちろん悪い時計ではないですよ。
よくよく分析してみると、この時計は自分が直感的に強いと感じたよりも、やや劣る結果だったということですね。この時期に古馬準オープン級とかなら文句なかったですけど。
ただエルフィンSに関してはメンバーレベルが高かったという強調点もあります。
3着スマートリアンは次走チューリップ賞でマルターズディオサに0.3秒差の5着。
4着エーポスは次走フィリーズレビューでヤマカツマーメイド相手に完勝。
このあたりを物差しに考えると、デアリングタクトは世代の実績馬相手にも互角程度に渡り合えても何ら不思議ではありません。
時計とメンバーレベル、この2つとも文句なければ自信の本命◉までありましたが、今の私はやや評価を下げて対抗、単穴程度に留めようかと考えております。
ただ勝って欲しいです。それは心から思います。ノルマンディー期待の星だからです。
ノルマンディーは良血揃いのクラブではありません。ノーザン傘下でもありません。そんなノルマンディーでもクラシックを目指せるんだという希望を与えてもらいました。私自身は出資検討すらしていなかった馬ではありますが、ノルマン民として心から勝って欲しいと願っております。
ですが、そこは予想シビア人間のアイデンティティーが騒ぐのです。私は元来が予想検討好きの競馬ファンであります。真面目に検討してしまうと、私の予想としてはこうせざるを得ません。私情で予想を捻じ曲げることが出来ない頑固者です。
無論、私なんぞは雑魚な予想家であるということが、ノルマン民皆様およびデアリングタクト出資者の皆様の幸運になることを願っております。