東京から多分一番近い、白鳥の飛来地。埼玉県川島町の越辺川(おっぺがわ)です。蒸気霧が湧く光景は初めて見ました。
白鳥が餌場に飛び立つ瞬間を狙うため、およそ60羽の白鳥と同じくらいの数のカメラマンが岸に並びます。
私はクルマの免許を持っていません。なので、朝早くて乗り継ぎの悪い電車とバスを利用して、ほぼ2時間かけて撮影に行くのですが、息を切らしながら土手を上がり切った瞬間に、1羽の白鳥も残っていなかった時には、落胆で泣きたくなります(笑)
まだいてくれるかな? 今年もドキドキしながら土手を上がりましたら・・・・。暖かく無風のこの日は、まだ夢の中。10時近くまでマッタリとしていました。
家族や仲間ごとに、一羽の置いてけぼりも作らずに連れだって飛び立つ姿は、何度見ても胸が熱くなります。そろそろお別れの季節、北へ向けて、いい旅を!と、声に出して叫べないから、カメラのシャッターの連写音に変えて(笑)