1月7日の中国新聞のトップに「給油所廃業加速か」 とありました。
タンク改修義務化(改正消防法)が2011年に執行され、
40年経過したガソリンタンクは2年以内に改修交換するように義務付けた。
経費負担軽減の為改修費の3分の2を補助する制度もあるのだけれど、
中国地方の給油所は、昨年3月時点で2807店。
20年前と比べて40%近く激減している。
全国でも6万店あった給油所が、4万箇所以下に減少している。
今騒がれている高速道路の老朽化や橋や都市部のインフラがそろそろ老朽化する時期にさしかかる。
給油所のタンクも老朽化することは違いないので、そうなのかな~と思うのですが・・・
広島市の主要駅の横川駅前にあった給油所が閉鎖されてから近隣のGSがばたばたと閉鎖
私の歩いて5分圏内でも、 4箇所もGSが閉鎖しました。
宮島でも2箇所あったGSは、数年前にひとつになりました。
やはり理由は、「何千万円も使って直しても、返して行ける自信がない」
と言う事でした。
法律で強制されるものとは 思っても居ませんでした。
後継者不足や高額な改修費の負担で、2月まで廃業を決断する事業所が、一気に増えそうです。
給油所は暖房用の灯油も販売してるので、寒さ厳しき所で簡単に灯油が買えなくなると、
大変な灯油難民になってしまいます。
ガソリンも需要の少なくなった人口減の団地とか
島しょ部では、生活に必要なガソリンがGSの閉鎖によってガソリン難民になってしまい、
便利な世の中で生活するのが不便になれば、益々過疎化が進む事になります。
来月からが、心配です。
もうひとつのトップニュースは、国交省の離島振興法の対象になる地域見直しが半世紀ぶりに見直され
その離島対象リストに 宮島も入っている。
宮島は島民の人口の減少が進み20年前の3分の2以下になってます。
香川県の小豆島も対象で、昔の様に、遠いところのような思いがあるのですが、島はそれぞれ事情があり
連絡船が多く本土から近い宮島でも、過疎化は進んでいるので、認められると活性化の為、
公共事業費のかさ上げや、交付金も期待できるそうです。
宮島の離島指定は検討されるんでしょうが、
昨年は404万人も人が来て頂いたにも拘らず離島に認定される事になると
「離島じゃ~ないじゃん!」
と言うような声もきこえそうです。