アメリカで知り合い、一足先に日本へ帰任したお友達ご夫婦が
ゴールデンウィークのお休みを利用して訪ねてくれました。
お二人がアメリカ在住中に、とってもお世話になったという二人のおばあちゃまがいらして、
二人にとってはまさに、“アメリカのおばあちゃま”
そのお二人の元気な姿を見ること、そして自分たちの元気な様子を伝えることが
できて、それだけでも思い切って訪ねてきた甲斐があったでしょう。
そんな超ハードスケジュールの中、女性陣は懐かしいイベント&アンティーキングを
楽しんできました。
懐かしいイベントとは、ここから車で30分ほど走った小さな町で年2回開催される
クラフトフェアです。 その名は、
The Cotton Pickin' Fair
普段車で通り過ぎても、ほとんど人の気配を感じないような町ですが、
この日ばかりは、朝早くから駐車場(といっても、広~い野原)に入る車で
道路は渋滞し、ボランティアが交通整理をします。
ここでは、たくさんのクラフト品、工芸品、手作りの食品などなどのブースが出店し、
目もお腹も楽しませてくれます。 アンティークショップのブースもあります。
手編みのバスケット、ステンドグラス、キルト、ガーデニンググッズ、トールペイント
ジョージア焼きという焼き物、手彫りの飾りもの、家具、自然素材のキャンドル&ソープ・・・etc
ここにくれば、あらゆるクラフトグッズが楽しめます。
私たちはここで半日、のんびりと過ごしました。
古い農場の小屋のような建物の中にはアンティークショップが。
バスケットの実演をしながら
食べ物屋さんも小さな小屋を利用して、かわいくデコレーション
右は住んでいる街の近くにある地元で有名なコーヒー屋さんでした。
1930~1940年代に使用されていた粉ひき機(正式には何て言うのでしょうか?)
現在はもう使用していないらしいのですが、布バッグに入って売られている粉類は
石臼で挽いたような粗挽きタイプ。
パンケーキ、マフィン、ワッフル、グリッツなどのミックス
私はパンケーキミックスを購入。 卵、オイル、牛乳を混ぜて焼きます。
左)ファンネルケーキ 揚げドーナツにたっぷりの粉砂糖という味わい
右)花びらポテチ(1つのポテトを専用のスライサーで、ササ~っとあっという間に
スライスして油へ。みるみるポテチの出来上がり。 あとをひきます)
左)ブルーミングオニオン(専用カッターも売られていますが、自宅で揚げるには油の量が・・・)
右)トマトの酸味がおいしくジューシーな、南部を代表するフライド・グリーン・トマト
木陰の芝の上に座り、ピクニック気分でいただきました。
最後に採れたて野菜や果物を購入して、コットンピッキンの会場をあとにしました。
この季節はちょうど、ジョージア州の名産である
Vidalia Onionの収穫が始まり、
ここにも大きなバッグで山盛り売られていました。
(この玉ねぎは、さらさなくても辛味がなくあまくておいしい玉ねぎです。
生でよし、炒めて良し、ドレッシングなどにもよくあうんです)
私は甘~い香りが漂うメロンと、ぷりりのオクラをゲット。
オクラも南部ではフライド・オクラとして良く食されます。
ここで、二人のお友達とはお別れし、残り三人はアンティーキングへと出かけました。
3か所ほどのアンティークモールを巡り、しばしアンティーキングを楽しみました。
なかなかお目当ての物には出会えませんでしたが、お友達は掘り出し物を見つけていましたよ。
彼女が好きなドゥーボーイの不思議なぬいぐるみとか、チューリップ柄のカッテージチーズボールとか
もう一人の彼女はご主人がコレクションしている置物用の飾棚をゲット(内助の功ねえ~)
付添のはずの私が、実は一番大きな買い物をしたかも・・・
両サイドの天板が折りたためるゲートレッグテーブルをゲット
本当は、足の部分がツイスト状になっている英国を代表するスタイルを探していたのですが
とっても魅力的なお値段にひかれてしまいました。
もうこれで家具は買い納めです!
これ以上引っ越し荷物を増やしたら大変なことになります・・・ (すでにオーバーなのに)
お友達は今日もショッピングに出かけていることでしょう。
アメリカを満喫して、気をつけて帰ってねえ~
今度は日本で会いましょう!