日々思うこと

日々の暮らしの中で、心に留めた様々な思いを、書き込みます。

泣き寝入り?

2009-02-20 22:57:47 | Weblog
昨日 近くの団地で火災があった

たまたま 知り合いの聴覚障害者の彼が下の階に住んでいた。

火元の住民は 以前から アルコール中毒で 近所の人に迷惑をかけ

警察沙汰になったりして 何度も市役所に なんとかしてほしい!と

嘆願書を出していたそうだが 何も手立てのないまま

昨日の 火災につながってしまった。



昼間だったから良かったが 夜中だったら

彼は耳が聞こえないため どうやって火事をキャッチできただろうか?

もしかしたら命がなかったかも知れない と思うと

背筋が寒くなる。


今回のように 団地で火災が発生した場合

住宅の保証は 本人または保証人がするらしいが

被害にあった 周りの人に対する保証は

市も 本人も 保証人も しないらしく

部屋は使えるように リフォームするが

家財に関しては 誰も責任を持たないので

自分で新しく購入するらしい


集会所に集まった 被害にあった人たちは 持って行きようのない怒りで

いっぱいだった。


煙でついたにおいや 水をかけられた家財道具は 全く使い物にならず

全部捨てるようなありさまだ


ほぼ丸裸になってしまっても 誰も保障してくれず

部屋の中にある 電気製品を捨てるのも

自分で処理するらしく

処理するには リサイクル料もかかるし

それも自分持ちというのでは あまりにもひどい話だ。



2時半頃の火災から始まり 夜10時半までの 話し合いも

結論は出ず うやむやのまま 昨日は終わった。


今日は彼はどうしているか?

社協から ひと組の布団と 毛布を支給されたが

不幸にも昨日はことのほか寒く

別の部屋を貸してくれたが 

電気もつかず 水も出ず・・・


こんな理不尽なことがあっていいのか?

疑問が残る。


市役所に 何度もだした嘆願書は 何だったのか?

担当者に責任はないのか?

被害にあったみんなは 納得できないことばかりだろう。


寒い夜 風邪をひかないように・・・と祈るばかりだ。