日々思うこと

日々の暮らしの中で、心に留めた様々な思いを、書き込みます。

意思疎通支援者研修会

2015-02-09 10:41:14 | Weblog
と、なんだか難しいタイトルですね。

そうなんですよ 今まで手話通訳業務として活動してきましたが

昨今の流れでそういう名称に変わりました。

しかし・・・

たとえば知的障害の方や 小児まひや 脳血管障害になって

思うように気持ちの表現ができなくなった方への支援を含めると

手話通訳者にこの名称を頂くのはどんなものかと?


通訳者の役割として 聴覚障害の方々の社会参加を円滑にするためのサポート

なのであって

生活そのものに関係する「障害者生活支援センター」と支援の内容が違います

なのでひとくくりに同じ名称は少し違うと思うのです

なぜここにこだわるかと言えば

通訳者は手話の勉強とともに或る程度の制度も学んでいるわけですが

専門ではありませんから 相談をされても自分の経験と情報を伝えるくらいで

答えになることはありませんし あくまでも本人が考え自分で決めるという

選択肢を残してあげないといけないと思うのです


なれない通訳者は相談を受ければ速なんとかしてあげたいと思ってしまい

結果途中で投げ出したくなってしまうような 大きな負担と迷惑をかけることにもなりかねません

責任を果たし重荷を負わないためにも

専門業務につなぐこと そして自分の役割分担をしっかり守ること

このことに真剣に取り組まなくてはいけません


昨日の研修会でみんなが考えた答えでした


意思疎通支援者・・・とても難しい業務ですね


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