☆最近ようつべで何気なく視聴した占いの動画なんですが、すごいですね。
「乙女座の2020年の運勢」ってあったので、雑誌の最後に載ってる程度の内容を想像してたんです。
そしたら本格的なカードを何種類も使って、その道で生きてるプロの皆様が、何十分もかけてリーディングしてくださるものばかりでびっくり!!
これって普通にお願いしたら、お礼で何諭吉もお支払いするものじゃないの?タダで見せてもらっていいの?
一個二個じゃなくていくつもいくつもあって、いやはやすごい時代だと思いました。ありがたくて涙が出ます。
すごいのは、何人も乙女座の占いをしてくれているけど、多少の違いはあってもかなり根本的な部分は、ブレが無く同じことを言ってくれてること。
占いの奥の深さを垣間見ました。しかもみなさんおしゃべりが巧みで、引き込まれますわ。
それで、皆さんがおっしゃることの一つに必ず、『過去の許せないものを許して忘れる』という意味の言葉があるんですね。
その方がいいと。これから運気が上がるのだから、重い荷物はすっぱり捨てろと。人間関係の清算ともあったっけ。
なんのことかな……と考えて見ました。
今後の人生を後悔しないものにするために、重い何かを担いでしかも許せないなら、許して忘れるしかないと。
ぶっちゃけ、一番許せないのは紛うことなき自分自身です。
そして家族です。
本当にネット時代になって、生活まとめサイト系の記事で「毒親」「ネグレクト」「発達障がい」などなどの体験談を読み、自分に当てはまることがあり考えていたんです。
人のせいに、ましてや家族のせいにしたくないけど、自分が苦しめられる過去の原因は親の育て方じゃないのかと。
50過ぎて今更親のせいとか言いたくなかったし、思いたくもなかったけど、どうしても親との思い出にたどり着くのが苦しかった。
意識していたのか気づいていたのか知りませんが、20歳代で実家と故郷を離れてほとんど帰っていません。
帰りたくない、会いたくないという本心がダダ漏れで、でもその理由がわからない。
なんのことはない、子供時代がつらい毎日だったわけです。思い出したくなかったんです。
多分私は発達障害があって、育てにくい子供だったんだと思います。しかし当時専門機関はなく、「わがままな子」で括られていました。
だから怒られるし、あの当時しつけという名の体罰もありました。精神的にも肉体的にも。
その苦痛がすべて「自分が悪い子だから」で自分を責めることになる。
でもやっぱり自分なりの理由でしていることが、理不尽に頭ごなしに否定されて責められる。負の連鎖です。
なんでも、幼少期から10代での親の育て方で、自尊心や自己肯定感が低い子供に育つそうです。
それは私です。
全然自分に自信がなくて、何かしようとしても「どうせできない」で一歩も二歩も引いて背中向けて走り出す癖があります。
そう言えば「できて当たり前」「なんで100点じゃないの」はしょっちゅうだったっけ。
今思い出すと、「親が子供に”褒める””謝る”をしたら負け」みたいな感じだったな。
慰めるじゃなくて「お前だって悪いんでしょう」って結論に持って行くから、相談もできなくなって萎縮して。
頭ごなしに『お前が悪い』『お前も悪い』の結論ありきの会話になるので、親との会話が辛かった。
何かあっても味方をしてくれないので、背中から撃たれる恐怖がいつもありましたね。
ついでに言うと気が弱くて内気な反面、わがままで傲慢なところも矯正されずに、30歳代まで奇行の連続でした。
直そうと意識しても、今もまだ「三つ子の魂」なんとやらで、傲慢で上から目線な自分が顔を出します。
って、50歳過ぎてから気づいたって……。離れて正解だった。
本能が叫んで『早く離れろ!お前がダメになる!』って心の声が聞こえたんでしょうけど、最近こうして自覚するまでは罪悪感がすごかったんですよ。
年老いた親から遠く離れて音信不通にしてるって、身を切られる思いなんですけど、自分を守るためには仕方なかった。
毒親にしては薄い毒なんだろうけど、じわじわと50年経っても抜けてないんですよ。
これは初めて言い(書き)ました。他人に話しても『親不孝者』でおしまい案件ですから。
そのレッテルを貼られても、故郷と親から離れたかったのも事実なので、後悔はありません。
それを許して忘れろということかな、と結論を出しました。
許すも何も、怒ってはいないんですよ。私を憎くて嫌ってしたことじゃないのはわかっているので。
ただ、辛かったし刻み込まれて消えない傷になっちゃってるのは事実。トラウマになってることもあるし。
今更母親に会ってう打ち明けても困らせるだけだし、彼女に愛情があるかと言われたら……。
そうやって家族に情の薄い自分を許していいものかと、葛藤がありましたが、占いで言われたことを実践してみようと思いまして決意表明です。
放置した分治りが遅かった自尊心の低さを、これから50年かけて取り戻そうと。
「自分にもできる!やれる!」と思っていいのだと。それは傲慢ではないと。
他の動画も、「今更と思わないでください。今のあなたが一番若いんです」と、年齢を理由に諦めなくていいと言ってくれました。
やるならやらねば。やればできる子!
このままだと本当に、孤独で誇りを持てない惨めな貧困独居老人まっしぐら!それは嫌!!
正直言うと、今生きている母親と兄には、「恨んでないし何も言わないから、私のことは忘れて欲しい」です。
過去の私かわいそうって思うのもこれっきりにします。
傲慢とか自業自得だと責めるのもやめます。
そうして今年は「新しいパートナーシップを結ぶ」ことになるそうですが、家族の代わりってまさか結婚?
絶対ありえないと思っていたことが起こるとも言ってくれてましたが、さすがに「まさか(笑)」ですわ。