
おはようございます。
先日、久しぶりに、横浜、馬車道駅を使いました。
ちょこっと歩いただけで、次々に登場する近代建築に、
地元民ながら、うっとりでしたw
本日は「ふじのくに紀行」はお休みし、こちらに、おつきあいくださいませ。

駅を出て、必ず見つめるのは、「キイケン」!
そんな呼び方をするのは、もはや、昔・ハマッ子だけでしょうw
かつての「生糸検査所」、今は「北仲BRICK」と呼ぶようですね。
建物は、耐震性の不安から解体されたものの、復元されました。
もともとは、大正15(1926)年の建築です。
私にとっては、生糸の商売をしていた祖父にゆかりの建物なので、
いつまでも「キイケン」であります♫

高層ビルに囲まれた、「旧第一銀行 横浜支店」。
昭和4(1929)年建築ながら、曳家され現在の場所に復元されました。
ただいま、横浜市では、この建物の活用について検討中です。
以前は「横浜銀行本店別館」だっただけに寂しい・・・
「横浜銀行」は地銀のトップとして頑張っていて・・・
アラ還ハマッ子には、思い入れが深いのであります。

向かって左は「損保ジャパン日本興亜馬車道ビル」、
右は「神奈川県立歴史博物館」です。
「損保ジャパン」、かつての「川崎銀行横浜支店」は、大正11(1922)年に
「県博(ケンパク)」、「旧横浜正金銀行本店本館」は、
明治37(1904)年に、それぞれ建てられました。
横浜は、大正12(1923)年の関東大震災で、壊滅的な被害を受けたので、
近代建築や洋館も、昭和初期の建物が多いのです。
それだけに、震災前のコチラは、ありがたすぎて拝みたくなりますw

県博こと「神奈川県立歴史博物館」の威厳あふれる、
美しいお姿は、明治の時代を彷彿とさせるようです。
用がなくても、このあたりに来ると、いつも一周して眺めていますw

生まれ育った、大好きな横浜の地。
我が家は、父方・母方ともに、代々、ハマッ子ですが・・・
この春、母が県内の別エリアへ引っ越し・・・
わたしも、場合によっては、横浜を離れようと決めていました・・・
ありがたいことに、危惧は去り・・・
横浜で人生を全うしたいと、再び考えられるようになっています。
久しぶりの馬車道に、その想いを、いっそう強くしました。
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本文は、横浜市歴史的資産調査会発行
「都市の記憶ー横浜の主要歴史的建造物」(改訂第4版)を参考にしています。
本日もおつきあいいただき、どうもありがとうございました。