おはようございます。
リュドミラ ・ウリツカヤ『緑の天幕』(「新潮クレスト・ブックス」)の
影響で、ここしばらく、ロシアン・ティーに憧れていました。
本日は、お茶の時間について、どうぞ、おつきあいくださいませ。
(表紙にも、ロシアンティーのシンボル、
サモアールが描かれています♫)
意外にも、ロシアは
紅茶の消費量が世界でもトップクラスだそうで・・・
『緑の天幕』でも、紅茶を飲む場面が、たくさん出てきます。
ロシアン・ティーといえば、紅茶にジャムを淹れていただくもの・・・
実践したこともありますが、どうも、いまひとつでした。
うまくジャムが溶けなかったからかも・・・
調べてみると、ジャムを舐めた後、紅茶をいただく・・・
これがロシア流なのだそうです。
酷寒のロシア、ジャムを入れると紅茶が冷めてしまうから・・・だとか。
そうだったのか!
紅茶のお供に、スイーツとして、ジャムをいただく・・・
紅茶好きとしては、ぜひ試してみたいものです。
『緑の天幕』でも、美味しそうな場面がありました。
ーー父親が反体制的と逮捕され、行き場のなくなった少女が、
オーリャの家を、初めて訪ねてきた・・・
オーリャは紅茶を淹れ、さらに苺ジャムを出し、
少女と二人で瓶の半分ほどを食べた・・・
そこへ、夫が帰ってきて、「ずるいじゃないか!」と、
残りのジャムを一人で食べてしまったーー
苺ジャムって、みんな大好きなのね。
紅茶のお供にぴったりってことよね・・・
これは、ロシアン・ティータイムをぜひ試してみなくては!
まずは、おいしい苺ジャムね♫
・・・と、ますますテンションがあがっていたら、
見つけました!
地元・横浜のイチゴ農家さんが作るジャム!
大粒のイチゴが、ハッキリ見えます♫
ロシアン・ティーは、
家庭で作る、果肉がゴロゴロしたタイプのジャムといただく
との情報にピッタリです。
・・・ということで、待ちに待った、
ロシアン・ティータイムの始まり、始まり~~♫
久しぶりに、ポーランドのボレスワヴィエツの
ティーセットを使いましょう♫
まずは、ジャムを一口・・・
おいしい!
イチゴらしさが生きています。
・・・いや、待てよ。
これじゃ、甘みが足りないんじゃないの?
このジャムは苺を味わうもので、砂糖は控えめなのです。
続けて、紅茶を一口いただいても・・・
・・・ほらね。
・・・ものたりないかも・・・・・・・
う~ん・・・
なんだかモヤモヤする・・・
モヤモヤ気分のまま・・・
ロシアン・ティータイム終了!
結論。
ロシアン・ティータイムのジャムは、
とびきり甘いのが合う気がします。
さて・・・『緑の天幕』を読み返したところ・・・
先ほどの場面で「苺ジャム」だと思っていたのは
「あんずジャム」でしたw
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ウクライナへの軍事侵攻は続いています。
穏やかなお茶の時間を取り戻せる日が、早く戻りますよう、
祈ってやみません。
本日も、おつきあいいただき、どうもありがとうございました。