「名物に、うまいものなし・・・」
などと申しますが、
旅先では、いつも、おいしいなぁと感動しています。
先日、でかけた長崎なら・・・
まず、大村寿司!
本当に、本当に大好きです。
500年ほど前、城主が戦に勝利して帰還。
急なことに、領民が、あわてて「もろぶた」(長方形の箱)に
ご飯や白身魚、野菜を載せ、押し寿司にして出したのが始まりとか。
ほんのり甘い寿司飯は、
関東人には新鮮、
知らなかった美味なのです。
(肉うどんも甘い出汁でおいしい。)
長崎から羽田へ帰る直前
空港のある大村市の「やまと」で
大村寿司をいただくのが、お約束です♪
それから、島原市の姫松屋の具雑煮。
いわれは、こちらも戦がらみです。
島原の乱の折、一揆軍の天草四郎は
餅を配り、付近の食材と一緒に雑煮にしました。
これを皆で食べ、3ヶ月の籠城をもちこたえたのだとか。
ほんのり甘いお出汁の
いわば一人・鍋みたいですが、
暑くて食欲がくても、スルスル入っていきました。
優しい味がたまりません!
これで3度、
はるばる島原を訪ねていますが、
毎度、お昼時には、突進していますw
さて、夫は、
どうやら長崎市内の吉宗(ヨッソウ)が
好きだったようです。
茶碗蒸しと蒸し寿司で有名な老舗、
開店と同時に行列でした。
何度も長崎へ行っているのに、
今回が2度目なのは・・・
夫が言い出すのを遠慮していたから?
とにかく嬉しそうでしたw
残るは母・・・
意外にも四海楼をイチオシ。
言わずと知れた、長崎市のちゃんぽんの老舗です。
母は、ちゃんぽんは元よりながら
「ハトシ」に魂がとんだ様子・・・
(ハトシは海老のすり身を食パンで包み揚げた料理)
我が家は、地元・横浜、中華街びいきです。
しかも、母は中華料理を習いに行っていたくらいなので、
中華にはメチャクチャうるさい。
その母をうならせた、四海楼のハトシ、
おそるべしw
以前、横浜の百貨店で、
長崎の物産展が開かれたとき、
ハトシと大村寿司めあてに、アサイチで出かけました。
でも、なんだか、違っていて・・・
食材の違い、輸送時間など、
もろもろで味も変わってしまうのかもしれません。
・・・と、ふりかえっていたら、
もう、長崎の味が恋しくなってしまいましたw
わたしの場合、
「名物は、うまいものばかり」でございます。
本日も、おつきあいいただき、どうもありがとうございました。
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