明鏡。
おまえが逝ってしまってから かーちゃんは ほぼ毎日泣いてるよ。
Mちゃんまんの時は ただ苦しいだけで 涙は出なかった。
出せば楽になるのかもしれないと思っていたけど 出なかった。
なのに オマエとの別れは ただ素直に寂しくて悲しい。
最後の日の明鏡。
単に疲れているだけだと思った。
1日ゆっくり眠れば また浮上するんだと 本気で思ってた。
manaの寝姿を見て笑ったりしてた。
昼過ぎころに あれ?もしかして違うのかもしれん。
迷惑かけちゃうけど 一応よーこ先生に相談してみようかな、なんでもなかったら笑ってごまかしゃーいいわ、
と思って電話したんだ。
病院に連れてった時も 今回のこれでは死なん、と思ってた。
なんで そんなに楽観的だったのだろう。
じーちゃんの時も Mちゃんまんの時も反省したことなのに
またやってしまった。
最後にオマエに言った言葉。聞こえたか?
いいねー 明鏡ってばMちゃんまんのところへ行けるんだぞ。
かーちゃんも行きたいよ、いいなぁ。
オマエってば あまりにも簡単に あまりにも静かに逝こうとするから。
かーちゃんさ、動揺したんだ。
あっちへ逝くことは怖くない。 大丈夫 Mちゃんまんがいるからね、と伝えたかったんだ。
愛してるって言葉は間に合っただろうか。
オマエのその愛に 応えてやることができただろうか。
明鏡の愛は それはもう とてつもなく深くて 純粋なものだった。
おい、明鏡。
かーちゃんはオマエの愛に応えてやれたか。
おい明鏡。
おまえがいなくて 寂しい。
寂しすぎる。