近代美術館を出た時には横殴りの豪雨でした。
たまたま京都駅行きの市バスがやってきたので、
それに乗って帰りました。
京都駅の北側から近鉄京都駅への通路を通ると、
右側に駅ピアノがあります。
あ、だれも弾いていないので、ちょっと弾いてみるかと思うと、
左隅の人はYouTuberらしく、撮影するスマホを設置しているようで、
あきらめて帰ることにしました。
腹が減ったので何か食べようと食堂街をウロウロしたものの、丁度ランチタイム。
どこの店も満員。
あきらめて京都駅に入って構内にある「麺ざんまい」さんで「煮干しラーメン」。
意外とうまかった~。
食後乗り場へ向かうと、そこに奈良行き「あをによし」が停車中。
特急料金にあをによし料金が必要なので、自分は急行で帰ります。
奈良に着いて自宅へ帰る途中、あの雨が嘘のように晴れ、奈良を出たあをによしに遭遇。
部屋に帰ると少しだけど青空も見えていました。
近代美術館では鏑木清方展だけではなく、コレクション展も観てきました。
鏑木清方の絵もあり、多くの名品ぞろい。
ちらしはありませんでした。
そして前回、ほかの美術館を回るためにパスした「MONDO 映画ポスターアートの最前線」展。
一世紀以上にわたって映画宣伝の核となってきたポスター――それは時代や地域によってスタイルを変えながら、映画館に向かう私たちの心を絶えず躍らせてきました。現代では広報メディアの主軸はインターネットに移りつつありますが、 今世紀に入って、宣伝という枠にとらわれない、アートフォームとしての映画ポスター復権の動きも生まれています。
その最先端にいるのが、アメリカはテキサス州オースティンを本拠地に、鋭い感性を持つデザイナーやイラストレーターに委嘱、旧作・新作映画の垣根を超えたオリジナル・ポスターを生み出しているMONDO(モンド)です。2004年に映画館「アラモ・ドラフトハウス」系列のTシャツ店として生まれ、映画のサウンドトラックやオブジェなども制作してきましたが、何よりも、スクリーンプリント技法で印刷される限定版の映画ポスターはオンラインショップを通じて各国に熱狂的なファンを獲得しています。
京都国立近代美術館と国立映画アーカイブが協働して開催する映画ポスター展第9弾となる本展では、このアート集団自身の提供による無声映画から最新作までのポスター71点を展示します。映画作品のエッセンスを活かしながらも、あくまでアーティストの作風が尊重されるMONDOの作品は一様ではありません。ぜひ、宣伝とは一線を画した“オルタナティブ・ポスター”の世界を、豊かな質感をたたえた実物のポスターでご確認ください。
そして京都駅でもらってきたパンフレット。