二尊院は天台宗の寺院。小倉山二尊教院華台寺というそうです。
二尊院の名は、本尊の「発遣の釈迦」と「来迎の阿弥陀」の二如来像に由来するとのことです。
総門をくぐってすぐ参道脇に、
途中に「西行法師庵」との石碑と、その脇に
「我がものと 秋の梢をおもふかな 小倉の里に家居せしより」
本堂に向かって歩いて行きます。
参道脇のマンリョウ。
ゆるやかな石の階段を上ってゆきます。
途中振り返ってみました。
高浜虚子の歌碑。
「散り紅葉こゝも掃き居る二尊院」
上りきったところにある石塀の隙間から水が流れ出ています。
勅使門から本堂。
勅使門の扁額。
本堂。
本堂前の杉苔。
弁天堂へ向かう途中の飾りつけ。
しあわせの鐘。
しあわせを願って三回撞くくらしいです。
1992年に、開基嵯峨天皇千二百年御遠忌法要記念として再鋳し、しあわせの鐘」と名付けられたようです。
「自分が生かされているしあわせを祈願」
「自分のまわりの生きとし生けるものに感謝」
「世界人類のしあわせのために」と、鐘を三つ撞いてそれぞれに祈願してます。
誰でも撞けるようです。
はい、撞いてきましたよ。
左の階段を上ると、
だそうですが、脚力の弱ってきた自分には無理。
冬なのに、桜が咲いていました。
小倉餡発祥の地だそうです。
それで「小倉」餡なんですね。
大きな地蔵尊と、その隣に小さな六体地蔵尊。
大きな地蔵尊の台座には「遊戯六苦 抜苦与楽」。
ここから本殿。
切株の真ん中から竹。
白壁に樹のシルエット。
樹の切り株の隣からマンリョウ。
弁天堂。
境内の松の隣に藤原定家の歌
「しのばれむ ものともなしに 小倉山 軒端の松に なれてひさしき 」
あ~、脚を鍛えて今回訪れなかったところをおとずれてみたい。
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