思い起こすと、3/11以来、日本はかつてない経験を経たわけである。自然災害もありまた、大きな人的な危険を背負った方もおられたであろう。何も順風万帆に事が進むと言うのでは、それは想定とか仮定の世界であって、現実世界は、そのようにはいかない。とりわけ人の力を超えたような災害にあっても(当然多方面からの復興支援がなされなければならないのが前提であるが)自分を失わず強く生きていかなければならない。そうして復興・復旧を成し遂げるのである。そのような想いを強くした一年でした。
日本海側は雪と寒波で大荒れだ。筆者のところには強い季節風が吹きつけている。今年ももう残り少なくなってきた。大変な災害を経験した年であり、まだ到底、立ち直れる段階にこぎつけているわけではないが歳の終わりの寒波だけは変わらずやってきた。暮れのひと時振り返って思いをめぐらしている。