ミドブログ

2012年7月から2014年12月までのベルギー生活。
帰国してからの出産育児なブログ。

郵便局と印刷美術館

2013-02-06 08:33:29 | 観光

 

日本に手紙を送るため、郵便局に行ってみる。

envoyerの表示のところに暫く並んでた。
けど、なかなか、列は進まない。。。

いかにも外国人なわたしをみてか、係りの男の子がマダムボンジュール?

Je veux envoyer a Japon par avion!って言ってみた。

そしたら、機械に連れてってくれて、郵便、外国、のボタンを選択して、国名を入力するとこまでしてくれて、
あとは、手紙を乗せて、計量して金額が表示されて、お金を入れると、領収書代わりのシールで出てくるようになっている。

それを貼ったら完了!
すげーフランス。ベルギーにはそんな便利な機械ないぞ。


親切な男子でした♡
ベルギーだったら、きっと知らん顔されて待たされてるな。
で、順番がきたら、「あそこの機械いってよ」と笑顔もなく言われるな。

それと小さな発見だけど、
ベルギーは「ボンジュールマダム」だけど、リヨンは尻上りで「マダムボンジュール」なんだな。

服やとか靴屋の店員さんは、必ず声かけてくれるし、笑顔でとても陽気。

お客さんも陽気で「とれびあーん!」って、どう見ても、ありふれた普通の黒いブーツ試着して大喜び。

リヨン大好き♡♡♡

その後は軽くランチ。窓際のカウンターでひとり食べてたら、机になにやらポトッ。
上を見上げると雀の巣!うんこした!

スズメ、一匹じゃない。三匹飛んでて、店の奥から往復してるの!
パンくず食べて。
 

店員さんも気にせず、机のうんこを拭いたり。。。追い出すとかないのやね。
だから、スズメも人間怖くないのか、わたしが席を移動してパンかじってたら、机の上にスズメ来た!!
やーーめーーてーーーー!!!

睨むしかできない睨むしかできない。。。


なんかすごく、疲れてしまった。


その後、小さな「印刷美術館」をチョイスして、いってみた。

説明書きがあまり読めないので、推測ですが。。。

木版からワープロまでの、印刷の歴史が、順路を歩きながら楽しめるという建物。
なので、展示物は、本が大半!!
横に丁寧な解説があります。


アルファベットを並べて、本のカタに入れて、刷る。
今みたいな本ができるまで、最初は版印刷だから、すんごく余白が大きくて、真ん中に活字がギュッと寄った本でした。
最初「ページ」は手書きで、赤の色鉛筆で雑に上の端に書かれてた。

本のタイトルが左ページの上、章が右ページの上に印刷されるのが一般的になって。。。

それから、一ページごとに印刷者の名前もあったかなぁ。

とにかく、本一冊作るのがいかに大変だったかが伝わってきた。

ギリシア文字とか、フランス語では、oとeくっついたような文字もあるし、フォントの大きさや、字体それぞれで、文字を作るのも、刷るのも大変。

印刷技術を伝えるためのバイブルだって、木版なんだ!!
道具の紹介や、木版の過程を、押し絵を入れて説明。

すごい技術です。。。

だから、本を読まないのに、コレクションしたい本マニアっているんだ!!


それがワープロの出現で、すっかり版画衰退ですよ。


わたしは好きな美術館ですが、活字が多く、説明も多いので、ものすごぉぉぉーく疲れます!!!
けど、好きな人にはたまらない美術館でしょう♡

ここでも、「サバ?」と係員さんに声をかけてもらい、リヨンフレンドリーを感じました。
 



リヨン二日目

2013-02-01 08:14:05 | 観光

 

昨日は頑張りすぎて疲れたので、ゆっくり起きて散歩して、50m先の美術館にいく予定。

バス乗り場Cite Internationale近くの、泊まってるホテルがあるこの施設。

会議ができるオフィススペース、ホテル、レストラン、アパートメント、美容室とそれなりに生活できるようになっています。隣におっきなおっきな公園もあるから、暇しない。
 



午前中、美術館を目指して歩いてたら、ワンちゃんがわたしに飛びかかってきた。

飼い主の女の人と笑いあったら、お喋り開始!

「フランス語、話せないの。」とわたし。

「英語は?」
「少しなら~」

で、美術館通り過ぎて、わんちゃん真ん中に並んで散歩。

彼女はMACで七年働いて、リヨンのセンターにヘアメイクのお店をオープンする準備中みたい。

「メイクアップアーティストなのに、あなたすっぴん??」

「ええ、いま起きたところよ。」

ここのアパートに住んでるみたい。

ほんとに準備してるのかと思うくらいノンビリしてるけど、これもフランス人だからなのか。

「三月にオープンできたらいいな」っていうから、
三月末ならリヨンにいるから、あなたに髪の毛お願いするよ♡ってことになった。

彼女は、アジアやアメリカの女性のほうが、ヨーロッパの女性より上品で好きなんだって。

たしかにヨーロッパの若い人は、縦長にスタイルがよくて、細身のパンツが似合って、かっこいいけど、品はないな。
英語が話せるのも、英語圏の人が好きだからとか。

「アジアは空気がウェットだから、顔の毛穴がでかいのよ!」と、自分の鼻を見せて、彼女に頷いてもらった。

「それで、あなたブラジルのどこに住んでるの?」

って聞かれて、
「えぇっと、ベルギーがこれで、ブラッセルがこれでしょ?で、ウォルウェー。この辺。」

「へ?わかんない。」と彼女。

「あなた、わたしがブラジルから来たと思ってる!???」

ブラッセルとブラジル間違えさせたわたしも悪いけど、こんな顔した私がブラジルから来ますか。
2人で爆笑!

美術館閉まってたから、公園を散歩することになった。

日本は四季があって綺麗なんだって、日本のお花見を説明した。
「イメージできない」っていわれたから、木の下で弁当食べて酒を飲むジェスチャーをやってあげた。

なにやってんだか、わたし。


別れ際に、レストラン行くならここよって、ホテルの下の「33 Cite」教えてもらった。

TGVで一緒になったマダムも「ここオススメ」っていってたし、人気なんだね。

今夜そこで晩御飯にしようかって主人と話してたところなんだけど、明日南仏のレストランに行きたいし、夕飯作るけど。

彼女と別れて、ランチして、洗濯して、乾燥機の間にもう一度公園を散歩。
 
 

なるほど。でかい。

ゲートボールみたいなのしてるおじいちゃん軍団を眺めてたら、手招きされて、「やらないか?」と誘われる。

いやいや、ルールわかんないから。

Je regarde!

「中国人か?」
「結婚してるのか?」
「子どもはいるのか?」

とおじいちゃん寄ってたかって質問攻め。ギリギリわかるフランス語。

これ以上は。。。

もうだめっ!
「わたし、喋れないの~!」

簡単な質問をして、おじいちゃんの答えにわかったような顔をして、日本にもお年寄り向けのこんなスポーツあるよと伝えて、

「話してくれてありがとう!」

といって立ち去った。

またバスに乗って今度は近くのスーパーで買い物をして、今夜はコトコトポトフですよぉ~。


そんな素敵なロケーションのホテルも今夜で最後。
 
明日朝出て、そのまま南仏旅行したら日曜夜から別のホテルで長期滞在です。
荷造りや引越しは忙しいなぁ。
 

リヨン初日

2013-01-31 21:50:23 | 観光

主人がリヨンで二ヶ月仕事することになったので、ついてきました!

目的は、日本食堂のおばちゃんの役割?笑

短期のようで、短期じゃない二ヶ月。 美食の街リヨンだけど、

リヨネーズは3日で飽きるみたい。

わたしも晩ご飯と昼ごはん、外食したらもう米が恋しくなってた。。。

というわけで、素敵な素敵な街。 初日はゆっくり歩きたいけど、醤油と酢とみりんをGETしに、日本食材店まで。

しかし、バスとメトロ乗り継いで来たのに、何回往復しても見つからない!!

疲れたので橋の手摺に腰掛けて、黄昏て、気分転換にショッピングモール歩いて、

ブリュッセルはあんなにダサくて高いのに、リヨンはなんて可愛くてチープなんだ♡って感動。

たまたま見つけた中華レストランで、「そうだ、もう中華食材店でいいや」と思い立って、中華食材店はどこかと聞いてみた。

ニーハオ!! ウオーシーリーベンレンッ!(私は日本人です)

挨拶してみたら、「そんなんいいから。」という冷たい目のオジサン。

だいたい場所が分かったので、そこへ。

その途中、川沿いに肉屋発見。

いま買ったら重いよなって思いながらも、近くで肉屋さん見つけられなかったら困るなぁ~と、入ってみる。

鳥もも切ってくれるかなーー?? pouvez-vous coupez??

で、包丁でチョンチョンッて切れ目をいれて、「これでいい?」

いいわけないでしょ。

骨って、なんていうのかわかんなくて、ボーンっ!!ってもう英語使っちゃってるし。。。

そしたら皮を剥ぎ出した。 「皮もくれー!!」

わかってくれて、骨を取り除いてくれた。 骨もくれたし。 ありがとう♡♡♡

フランスもベルギーも肉塊で売られてるんです。。。。

で、中華食材店エリア。 どこのお店も入るなりくっさぁ~い臭い。香辛料なのかなぁ?

店員さん挨拶しないし。

醤油濃口しかないし。。。 三件目で見つけた醤油は賞味期限迫ってますし。。。

それらを買って電車に乗って。 そしたら電車が止まる!

もぅぅ~やめて~肉がいたむわぁ~!! 5分後、動いたっ!! もちろんアナウンスの「すみません。」とか説明無し!

あ、そうだ。忘れてきたパンツ買わなきゃ。 重い荷物持って立たされ、もはや体力もなかったので、C&Aで子供用パンツ10枚8€くらいで買う。

10色ある!とかどうでもいい。

もぉぉぉ~ほんと10歳老けたわぁ。 バスでホテルまで。

ふぅぅぅー。もうご飯すんの嫌でーす!! しばらく寝よ!

明日は何色のパンツはこかな。

 

 


久々のパリ

2013-01-08 13:42:05 | 観光
最後にパリ周辺に行ったのが八月だったので五ヶ月ぶり。
あのときは異常な暑さの38度。
ベルサイユ宮殿の庭で干されました。

今はすっかり冬で、街路樹の葉は一枚もない。黒い服の人ばかり。
なんかみんな暗い色の服なんだよなぁー。

今回の目的はパリの冬のバーゲンだったけど、まだ始まってなかったので、急遽予定変更!

クリニャンクール蚤の市
ブックオフ
オランジュリー美術館

に行くことに。

土曜の朝10時過ぎ着だったかなぁ、高速道路降りてすぐ、信号待ちしてると、東欧系男子2人が歩道からパッと出て来て、私たちの車のフロントガラスに
ペットボトルに入れた洗剤をかけてゴシゴシ洗い出した。すごい笑顔で。

そしてお決まりの、
お金下さ~い。
少しでいいからー。

主人と首を横に降りました。
こういうことにはだいぶ慣れたようだ。来たばっかだったら、チップ渡してたかなぁ。

高架下周辺は治安がよくない。
でも、ここの蚤の市はほんと広くて屋根つきの店もあるし、高級な大型家具や、食器までる。
そういうのは、全然安くないけど。笑

わたしたちが買ったのは、ボタン六つ9ユーロとスプーン五つ4ユーロ。

やっす~!だけど駐車料金8€じゃねぇ。笑

お昼はOperaの札幌ラーメン。
中国人が作ってて、うすくて、おいしくなかった!!!
札幌ラーメンって何軒かあるみたい。

つづいてそこから近くのブックオフ。
期待以上の品揃え~☆2人で10冊くらいかったかな。

本不足でいつも本ほしいねって話すけど、ヨーロッパで買うと、日本の二倍のお値段なので買う気にならなかったんです。

でもパリのブックオフは日本のブックオフくらいの値段かな?
高いものもあったけど、2€コーナーがあって、欲しいものもそこにあった。

夜はpariscopという情報誌でチェックしたジャズライブを見に行く。

時間があるから、アイリッシュパブのカウンターで路線図見て、場所チェックしてたら、話したそうなおじいちゃんが横に!!
ニコッとわらいかけたら、喜んでお喋りしてくれた~☆
73歳だけどスマホを使いこなして、地図で説明してくれた。
フェイスブックもしてたし。笑
彼は五歳のときに12345を覚えて今でも言えるというから、今日は678910を覚えてもらった。
八がいぃっち!ってなって治らなかったけど、覚えが早い!!

マレ地区を経由して目的地へ。
バーゲン前でも、セールしてるお店はあった。
ゆっくり見たい人は、solde期間より、その前がいいかも。
そしてパリの服、ベルギーより断然かわいい!!!

晩ご飯食べてライブハウスいくも、期待ハズレの演奏だったので、すぐに立ち去り、近くのバーで立ち飲み!
Bastille周辺、若い人多い!パリって元気!明るい!
初対面でも立ち飲み同士、ボナに~!
(明けましておめでとう)
いきなりダンスを私たちに披露してくれたパリジャン。
わたしも阿波踊り!でも狭すぎて、人が通るので三秒毎にエクスキューズもわ!でストップかかる。

一泊45€のホテルは裸電球でしかも電線が壁の穴から出てました!やばい!笑
部屋番号はドアに手書きの数字の紙が貼られてあるという。。。

やっぱパリでは、まともなホテルは最低一泊90€くらいかな~と感じた出来事でした。

あとでフランス人の友だちに聞いたら、80は出したほうがいいみたいです。


2日目はオランジュリー美術館。
第一日曜日、パリの美術館は無料ということを知って、毎月来たくなる。
大きくない美術館だけど、オーディオガイド(日本語あり)を借りて解説聞きながらゆっくり鑑賞できたので大満足。

ここのオーディオガイドは、黒くて首から吊るすやつじゃなくて、iPodだった!!新しい。

シャンゼリゼ通りまでの道にやる気のなさ過ぎるクリスマスマーケットでサーモンサンド買った!
焼いてるとこ。


相変わらず用事のないブランド街を歩いて、近くの教会でクラシックピアノの演奏があることを知り、お茶をして聞きに行く。

立派な教会で、席に座れるだけで嬉しい。

ベルギーの小さな教会の演奏会はパイプ椅子だったし。笑

そして帰路に。

そうそう、今回ドキっとしたことが。

地下鉄のドアに挟まれた!!
電車のドアが急にしまって、先に乗った主人と別れちゃって、あーってなった直後、プラットホームにあるドアに。思いっきり左右から挟まれると身動きとれないもので、キャーって言ってたらオジサンが後ろから引っ張って抜いてくれた。
ビックリしたからか、肋骨をぐっと押されたからかしばらく心臓バクバクでした。

わお。なんて危ないんだ、パリ。