ミドブログ

2012年7月から2014年12月までのベルギー生活。
帰国してからの出産育児なブログ。

モロッコ旅行のすすめ

2014-07-10 04:29:41 | 観光

 

ベルギーにいるうちに、是非旅してほしい!

モッロコ

じゃなくて、

モロッコ

 

そんな私もずっと初のアフリカにビビってましたが。

 

《5日間の旅》5月末

ライアンエアで

マラケシュ~ダデス村~メルズーガで砂漠泊~マラケシュ

のルートで、レンタカーで自力で行って参りました!!!(主人の運転)

 

モロッコで見た景色、忘れられません。

ヨーロッパ内は旅しても建物も景色もそんなに大きく変わりませんが、

 

マラケシュは、青い空、オレンジの建物、路上でハエのたかるマルシェ、スークの中のロバ車。

砂漠に続く路は、緑が減って、土が砂漠に近づいて行く。。。ヤギやらくだの群れ。

砂漠でのキャンプは、らくだに乗って(1時間ほど)キャンプ、ベルベル人の若者と食事と音楽と星いっぱいの夜。

 

 

うふふ

 

もちろん、ひやひやしたこともあります。たくさんあります

 

まず、マラケシュ。真っ暗で、宿が見つけられない!!!

 

リヤドに絶対泊まりたかったので、マラケシュでは3泊リヤドをチョイスしました。

ホテルと違って、古い邸宅を改装した建物なので、「こんなところに!???」ていう立地です。看板無し。

 

わたしたちは、深夜マラケシュ泊だったので、空港からタクシーで移動。

「これ以降は車乗り入れ禁止だから」と言われ、そこからは若者に案内してもらう。

真っ暗で、ヨーロッパのようではなく、通りの名前も気まぐれにしか書かれてない。

絶対に行き着けないような場所なので、案内人付きで、安心してたのですが。

 

リヤドに着いてから、高額なチップを請求され、払いたくない私は、高いといってダダこねて、ちょっとしたモメ事に

なったのですね。深夜1時。

タクシー代も乗る前に、この値段でって交渉したのに、運転中にチョロまかされたしイライラ。

 

ホテルの人が近所迷惑だからと慌てて出てきたけど、チップを彼らに渡すことは当たり前のようで、助けてくれるのかと思ったけど、

両替したばかりで大きなお金しか持ってない私たちに、彼らのチップ代を貸してくれるだけ。。。

でした。

このリヤドはちょっと怪しいです!空港までの車も豪華なワゴン呼んでくれてしっかり取りました。220dh。

Riad Selouane 1泊82€

 

最後に泊まったリヤドはほんと安心、ラグジュアリー感プンプン♡で他のゲストもご年配の素敵夫婦ばかりでした。

ちょっと奮発しましたので。

Riad Green Mango & Spa  1泊108€

晩ご飯は、屋上テラスで美味しくいただけました。空港までの車は120dhだったかな。

 

このリヤドまでの路も、迷っているような私たちを見つけては、怪しいおっさん、子ども達が話しかけてきて、路案内をしたがるんです。これがうざいうざい。

 

Booking.comのラフ地図じゃ、見つけられるわけがありません!!(わたしたちモロッコなめすぎ)

きちんと小道の載った地図を用意し、日の明るいうちにホテルに着きましょう

路に迷ったときは、お店の人に聞くと、教えてくれます。話しかけてくる人の話は聞いてはいけません!

(スークの案内は警察の取り締まりが厳しくなったみたいで、無かったです!)

 

はい、次に困ったのが、両替。

現金を持ってこなかったので、朝から銀行探し。

でもどこの銀行もATMもBancontact受け付けてくれないー。

結局Creditで現金引き出しました。

 

 

あと、大変だったこと。砂漠までの路。

購入したGPSはほとんど機能せず、看板をしっかり見るしかなかったです。

でも、なんだか路がすっごく解りにくくて、何度も地元ってぃーエリアに侵入してしまい、引き返すということをしてました。

 

ヒヤヒヤしたのは、砂漠の入り口となる村でラクダ乗りの待ち合わせがあったのです。

夕方6時半までに到着しないといけない、時間ギリギリなのに、間違ってオフロードに入ってしまい、

この車ではおそらく行けない。(4WDはガンガン行ってました!!)

 

引き返すか、無理して行ってしまうか。でもパンクしそう、太陽で、車の中なのにアツイ。。。

 

でもラクダ絶対乗りたい。。。

オフロードを諦め、安全策を選び、時間に遅れる事を電話連絡。ラクダもベルベル少年も、待ってくれてました。

 

GPSより、地図が頼りになります!!

GPSは、嘘つきます。

地図と、標識と、自分を信じて進みましょう!

 

ここでも、迷ってると、バイクで追いかけて来て、道案内をしたがる若者がいました。

まじで時間なかったから、イライラした!!

 

 

そして、この旅が大変になったのは、無理な旅程のためです。

カスバ街道、魅力いっぱいの路ですが、コンディション非常に悪い。

ヨーロッパの道路のように、すーーーーーっと走れません。ガタガタ、くねくね。穴もあいてます。

すごく疲れます。

日照りと、車の振動、スパイスの効いたタジンで、わたしの胃は疲れきって、砂漠で夕飯を食べた後、

ものすごく気持ち悪くなり。。。

嘔吐してました。

この日のキャンプはわたしたち二人だけだったので、どこにでも吐きまくってました。

 

 

朝も、吐きそうな不安をラクダに乗せて、朝食場に着。

朝食の時に、オーナーに、いい薬がないか、話してみると、ジンジャーのパウダーをスプーン1杯分分けてくれました。

1時間くらいでよくなるみたいで、確かに効きました!!

わたしの旅程のような旅行者は、よくなるようです。

 

 

優しいオーナーに3人の人懐っこい子どもたちでした。朝、シャワーも貸してくれます。

メルズーガキャンプ 砂漠キャンプとラクダ往復、ベルベル夕食に音楽、朝食、シャワー込で65€

 

砂漠の夕日、星空、朝日を存分に楽しむためにも

余裕をもったスケジュールを!! 



ふむ、気をつける事、これくらいかしら??

 

ちょっとガッカリなこと。

ベルベル人のお兄さんはやたら日本人慣れしてて、日本語を知ってたり、砂漠のど真ん中で携帯電話使ったり、

ベルベル人の子ども達が家でテレビ見てたり、想像してたノマド的生活とは違いましたが。。。

 

 

おすすめのシーズンですが、

わたしたちは5月で日中暑くて、歩き回るのはしんどかった。

4月がベストだったようで。

3月になると砂漠は風の日が多く、目の前1メートルしか見えないみたいです。。。

 

砂漠での写真撮影ですが、砂がカメラに入らないか心配だったのですが。。。

「Nikon D3100なら、レンズに薄いプロテクター付けるだけで、大丈夫よ。でも砂が中に入るから、絶対レンズ交換したらダメ!!!」と

詳しい友だちから聞いて、そうしました。プラス、透明の袋でカメラを多い、レンズの先を輪ゴムで止めて覆いました。

 

あとは風の強いタイミングは避けて。

で大丈夫でした♡

 

特に朝日はすばらしい写真が撮れますよ

 

砂漠まで行かなくても、ダデス峡谷まででも、十分アドベンチャー感味わえます

ダデスで泊まったホテル Xaluca Dades 60€/person

細部までアラビックラグジュアリー。ご飯はまぁまぁですが、この値段なら満足!

 

白ワイン飲みながらプールで泳ぐ欧米人を見ながら、水着を持ってこなかったことを後悔

 

 

 

空港で会ったフランス人マダム、朝食を共にしたフランス人夫婦、イギリス人夫婦は3泊4日マラケシュだけの旅で、プールで泳いだり、ゆっくり散策したりして過ごしてるようでした。

 

 

 

フランス人マダムにおいては、今年3回目のマラケシュで、めっちゃ好きみたいです。

 

 

 

気軽に行けるマラケシュ、ここだけでも十分バカンス気分になれます

 

 空港には、入国、出国審査前に、ペンが一本もありません!持って行きましょう。

 

 



旅の事書くの大変ね。6339文字だって!

 最後まで読んでくださりありがとうございます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ルーベン ベルギービール祭

2013-04-28 20:05:19 | 観光

 

新しく出来た日本人のお友達が教えてくれたので、バスに乗って行ってきました。

昨日ワイン死ぬ程飲んだのに、目が覚めたら「ビール祭り行こう」という主人。。。

ちょっと呆れながらも、耐酒力(?)に今更驚いたけど、付いて行きました。

 

ルーベンからの会場までのシャトルバスは、無料だし賑やか。酒飲みの集団だもんね―。

 

会場は、屋根付き!!そしてビール300種!!ここには、真のビールつうもいるみたい。

スーパーに陳列されてない、見た事の無いビールがたくさんある。

味も好みが分かれそうな、個性的なものばかり。

だから、真のビール好きは、スーパーの大衆向けビール買わないんだって!!これショックな事実。

スーパーのビールにだいぶ詳しくなって喜んでたわたしは、まだまだ修行が足りませぬな。

 

 

今日は主人に飲むの控えめにしてほしかったんだけど、15杯分のコインを買って、

バックできない(お金に換えてもらえない)ことが途中でわかり、飲みきったのでした。

もちろん途中外に出て休憩したり、うたた寝したり、酔っぱらい同士話したり。

ルーベンはオランダ語圏だから、英語が堪能な方が多く、けっこう話しかけてくれたし楽しかったですよ~

おばちゃんに「あなた日本人向けにベルギーツアーしたら?」と提案してもらったり、「高校生の娘が相手にしてくれないんだ。」とおじさんに嘆かれたり、旅人みたいな風貌の若者にビールを語られたり。。。

 

あ、フードコートはあるんだけど、数はそんなになかったかな。フリッツやハンバーガーとか簡単な物でした。

食べ物はコイン制じゃなくて別料金。

気に入ったビールを買う事もできます。

 

というわけで、もちろん買いました。

うちの酒代は、食費の三分の一占めてるのではと思います。。。

 

そうそう、日本ではシメイだったか、あのチッサイボトルが500円で売られてましたよ!!5倍の値段だよ。

 

日本に帰ってベルギービールに出費するより、飽きる程飲んで帰らないとね

 


Centre d'Histoire de la Resistance...

2013-04-03 17:38:35 | 観光
今日の博物館はものすごく疲れました。。。

が、知るべきことを知ったのです。

第二次世界大戦中に、ドイツ軍に占領されたフランス。
リヨンでもそれに反発する動きがあったので、それを鎮圧するための、ドイツ軍率いるバルビーがリヨン市民にした凄まじい虐待。

1984年、リヨンであった裁判で、ドイツ軍から被害を受けた方々の供述と、バルビー終身刑の判決の映像を見ました。
供述があまりにも酷すぎて、聞いているだけで苦しくて、その部屋を出たくなったほど。

人間がすることでも、されることでもない。
あまりの恐怖に、視力を失った人もいます。
「普通の人の想像を超えている、虐待された人にしか分からない。」と話す方もいました。そうだと思います。


昔からの街並みを残しながらも、悲しい過去があったんだなぁ。


わたしの家のお隣のマダムは一月に亡くなったのですが、ドイツ軍から逃れ、戦争について執筆をされている、素晴らしい方だったそうです。

その本も、いつかは読むべきだと強く思いました。
フランス語なので、後回しになっているのですが。



のほほんと観光してる場合でないなぁ。
世の中には知らなければいけないことがイッパイだ!!!




ミニチュア美術館

2013-03-28 04:58:39 | 観光

今日は、ミニチュア&映画美術館(musee des miniatures et decors de cinema)にいってました!
丘のほうで、美術館も多いので、観光地!っていう雰囲気でした。


映画に使った撮影のセットやコスチュームが展示されてます。

ターミネーターとかバットマンとか有名どころばっかり。



アクション系映画は、本物より小さいセットを作って、壊したり、CGで合成したりするみたい。
そのセットがあります!
セットを作る前のカメラワーク確認のための模型とかもあった。

あと、役者が使ったコスチュームや、実際には撮れないので、ゴムかロウで作った傷付いた人体とか!!
エグいので、「お子様や、センシティブな方はご遠慮ください。」的メッセージありました。


それとミニチュアの展示がセットになっていて。ミニチュアもすごかったよーー!!
よくある、綺麗なお皿にテーブルに。。。みたいなものを超えて、庶民のアパートの一室で、汚い床や、古い家具まで表現してたりします。

写真が貼り付けれたら、あとで貼り付けます!


リヨンマスターになりつつある私です。。。












La Maison des Conuts

2013-03-25 09:49:12 | 観光
今週からまたリヨン。フランス生活残り二週間となりました!

来たばかりは、アパートメントホテルのキッチンが狭いやら、道具が十分じゃないやら、ネットの接続悪すぎとか、近所の肉屋はどこやと小さなストレスが色々とありましたが、

それにも慣れたのか、残り二週間だからか、ひとりの観光も楽しいものです♫

まだ実現してないことがあって。。。
美食のリヨン。野菜の素材にもこだわるらしく。
マルシェにいってみたい!!!

だって場所や開催日と時間がわかんない!
誰かのブログを見ても住所までは書いてない。
地図上で見つけたので、行って見たのですが。。。
道路にはマルシェなど何も!でした。



なので、近くの美術館に。

わたしの方向音痴も大したもんですが、わたしよりも音痴なフランス人夫婦がいまして。

彼らもMaison de Conuに行くというので、peut-etre(多分)コッチと行って、案内してあげました。

「君は観光のプロか!? 君には2人の客がいるよ。」と冗談いいながら。

いいねぇ~、リヨンより南のスペインとの境目地方から来たご夫婦。陽気だねぇ~♡

「ところでコヌの歴史を知ってるのか?」と言われて、「いいえぇ!何も!」
ご主人が説明してくれた。

リヨンの絹織物職人は、金持ちのために働くけど、すごく貧乏だったから、ストをしたけど、負けてしまったんだって。政府に?
戦に負けた時は死を意味する黒旗を上げるんだけど、これが展示されてると。

建物の中は、糸に色をつける樽みたいなものや、織り機っていうの?『鶴の恩返し』でも見るやつ。などなど、古い道具がありました。

ご主人が説明してくれたような、歴史の出来事の表示は、フランス語オンリーでしたが、道具の説明は英語もありっ!!

日本の帯みたいな模様の織物もありました。
ご主人が、「君はウェディングに着物を着たのか?」というので、着てない
というと、ガッカリ顔。

「でも、浴衣はベルギーに持って来たよ!」と浴衣が夏のもので、綿だよと教えてあげるとすごく嬉しそうにしてました。


あとお土産売り場があって、デパートより綺麗なオシャレなスカーフや、ストール、ネクタイなどあります。
お土産に。。。という値段ではなかったので、諦めましたが(ーー;)

「昼ごはん一緒にどうだい?」って言ってくれないかな~♡と期待しましたが、さすがに誘われませんでした。笑

後で知ったけど、
横浜とリヨンは絹つながりで姉妹都市みたい!!



帰りは、歩いてみようと歩いたけど、この辺りはすごい高台になってるので、お家の方向に戻るには、ものすごいながーーーい階段を降りないといけないのでした。。。

リヨンは、お店はガッツリ2時とか3時半まで昼休みを取るので、少々暇なこともあります。
お店を開けていても、モグモグと、お昼ご飯を食べながら接客をします。


日本の接客がいかに素晴らしいか、そして働く人はいかに大変かをいつも実感しています。

フランス人は、人生を楽しんでいます。