ミドブログ

2012年7月から2014年12月までのベルギー生活。
帰国してからの出産育児なブログ。

優しすぎるマダム

2013-02-07 12:48:32 | 日記

 

今日はわたしのお誕生日。
リヨンにくる時のTGVで席が近くになったリヨンのマダム、ジャックリーヌと、前住んでたホテルのすぐ近くのレストラン33Citeでランチ。

彼女オススメの場所で、時々来るみたい。夜は静かだけど、ランチタイムは人が多くてガヤガヤ。

ランチのコースは、前菜とメイン、メインとデザートとか選べるようになってて、25€しなかったかな。
美味しいのに、それほど高くないから人気みたい。

マダムは今日のオススメから、わたしにイベリコステーキ勧めてくれた。
ワインはかなり揃ってるけど、わかんないから、お店の人がお肉に合わせてチョイスしたスペインワインを。

イベリコ、分厚くて柔らかくて、脂がたっぷり♡半分残しちゃったけど。。。
付け合わせのマッシュポテトはトリフかかってますし~うんま♡

おい
マダムはわたしのために、英語メニューを頼んでくれたり、「これは何かな?」ってさりげない私の質問に、きちんと店員さんを呼んで、確認してくれたり。

あと、食べる前に、ちっさいボトルに入った殺菌作用のある液体を手に取って、スリスリしてた。

私はもう、お店にオシボリがないの慣れちゃって、手を洗わなくてもパン食べてるけど、気になる人は殺菌してんのかな。ちなみにファーマシーでたくさん売ってました。

わたしも塗ってみたけど、匂いも気にならないし、手にも優しい感じだった。

そのあと、その界隈のお勧めレストランを紹介してくれて、わたしのために予約ができるよう、お店のカードもらってくれた。


前にメイクアップアーティストと散歩した公園を、今日はジャックリーヌと歩く。

彼女は鳥の名前をフランス語で教えてくれる。写真撮ろうとしたら、わたしの荷物を持っててくれたり、鳥がカメラを向くように、鳥の注意をひいてくれたり。笑

 


 

そのあと、帰り道にMONOPRIXていうスーパーで、チーズやワイン、オリーブのパテやアンチョビ、たくさん種類があってどれが美味しいのかわからない私に、オススメを教えてくれる。

チーズは、わたしがスムーズに試食ができるように、チーズ屋のお兄ちゃんに、「この子がきたら、色々試食させてあげてね。よろしくね。」的な事前挨拶をしてくれたのでした。
しかも「試食させてロープレ」まで見守ってくれた!!爆笑


卵は必ず賞味期限を見るように。
消費期限は、一ヶ月だけど、その前の美味しい期間がちゃんとあるから。

ふむふむ。

ワインは安いのは、まずいって断言されてました。

それで、彼女が安くて美味しいよっていう9€くらいのワインを買い渋ってたら、彼女がわたしに誕生日プレゼントしてくれたのでした♡笑


わたしもそんなおばあちゃんになりたい!!
外国人が日本にきたらうんと優しくしてあげたい!!

夜はイベリコで胃がもたれて、晩御飯も用意せずに寝てたところ主人帰宅。


「明日仕事休みになったよ~。三連休どこいく?」


といいながら、行き先が決まらぬまま眠ってしまいましたが、

スペイン行きたい私♡♡♡

翌朝決定、ダッシュで準備。
バルセロナまで四時間半のドライブです。


郵便局と印刷美術館

2013-02-06 08:33:29 | 観光

 

日本に手紙を送るため、郵便局に行ってみる。

envoyerの表示のところに暫く並んでた。
けど、なかなか、列は進まない。。。

いかにも外国人なわたしをみてか、係りの男の子がマダムボンジュール?

Je veux envoyer a Japon par avion!って言ってみた。

そしたら、機械に連れてってくれて、郵便、外国、のボタンを選択して、国名を入力するとこまでしてくれて、
あとは、手紙を乗せて、計量して金額が表示されて、お金を入れると、領収書代わりのシールで出てくるようになっている。

それを貼ったら完了!
すげーフランス。ベルギーにはそんな便利な機械ないぞ。


親切な男子でした♡
ベルギーだったら、きっと知らん顔されて待たされてるな。
で、順番がきたら、「あそこの機械いってよ」と笑顔もなく言われるな。

それと小さな発見だけど、
ベルギーは「ボンジュールマダム」だけど、リヨンは尻上りで「マダムボンジュール」なんだな。

服やとか靴屋の店員さんは、必ず声かけてくれるし、笑顔でとても陽気。

お客さんも陽気で「とれびあーん!」って、どう見ても、ありふれた普通の黒いブーツ試着して大喜び。

リヨン大好き♡♡♡

その後は軽くランチ。窓際のカウンターでひとり食べてたら、机になにやらポトッ。
上を見上げると雀の巣!うんこした!

スズメ、一匹じゃない。三匹飛んでて、店の奥から往復してるの!
パンくず食べて。
 

店員さんも気にせず、机のうんこを拭いたり。。。追い出すとかないのやね。
だから、スズメも人間怖くないのか、わたしが席を移動してパンかじってたら、机の上にスズメ来た!!
やーーめーーてーーーー!!!

睨むしかできない睨むしかできない。。。


なんかすごく、疲れてしまった。


その後、小さな「印刷美術館」をチョイスして、いってみた。

説明書きがあまり読めないので、推測ですが。。。

木版からワープロまでの、印刷の歴史が、順路を歩きながら楽しめるという建物。
なので、展示物は、本が大半!!
横に丁寧な解説があります。


アルファベットを並べて、本のカタに入れて、刷る。
今みたいな本ができるまで、最初は版印刷だから、すんごく余白が大きくて、真ん中に活字がギュッと寄った本でした。
最初「ページ」は手書きで、赤の色鉛筆で雑に上の端に書かれてた。

本のタイトルが左ページの上、章が右ページの上に印刷されるのが一般的になって。。。

それから、一ページごとに印刷者の名前もあったかなぁ。

とにかく、本一冊作るのがいかに大変だったかが伝わってきた。

ギリシア文字とか、フランス語では、oとeくっついたような文字もあるし、フォントの大きさや、字体それぞれで、文字を作るのも、刷るのも大変。

印刷技術を伝えるためのバイブルだって、木版なんだ!!
道具の紹介や、木版の過程を、押し絵を入れて説明。

すごい技術です。。。

だから、本を読まないのに、コレクションしたい本マニアっているんだ!!


それがワープロの出現で、すっかり版画衰退ですよ。


わたしは好きな美術館ですが、活字が多く、説明も多いので、ものすごぉぉぉーく疲れます!!!
けど、好きな人にはたまらない美術館でしょう♡

ここでも、「サバ?」と係員さんに声をかけてもらい、リヨンフレンドリーを感じました。
 



リヨン二日目

2013-02-01 08:14:05 | 観光

 

昨日は頑張りすぎて疲れたので、ゆっくり起きて散歩して、50m先の美術館にいく予定。

バス乗り場Cite Internationale近くの、泊まってるホテルがあるこの施設。

会議ができるオフィススペース、ホテル、レストラン、アパートメント、美容室とそれなりに生活できるようになっています。隣におっきなおっきな公園もあるから、暇しない。
 



午前中、美術館を目指して歩いてたら、ワンちゃんがわたしに飛びかかってきた。

飼い主の女の人と笑いあったら、お喋り開始!

「フランス語、話せないの。」とわたし。

「英語は?」
「少しなら~」

で、美術館通り過ぎて、わんちゃん真ん中に並んで散歩。

彼女はMACで七年働いて、リヨンのセンターにヘアメイクのお店をオープンする準備中みたい。

「メイクアップアーティストなのに、あなたすっぴん??」

「ええ、いま起きたところよ。」

ここのアパートに住んでるみたい。

ほんとに準備してるのかと思うくらいノンビリしてるけど、これもフランス人だからなのか。

「三月にオープンできたらいいな」っていうから、
三月末ならリヨンにいるから、あなたに髪の毛お願いするよ♡ってことになった。

彼女は、アジアやアメリカの女性のほうが、ヨーロッパの女性より上品で好きなんだって。

たしかにヨーロッパの若い人は、縦長にスタイルがよくて、細身のパンツが似合って、かっこいいけど、品はないな。
英語が話せるのも、英語圏の人が好きだからとか。

「アジアは空気がウェットだから、顔の毛穴がでかいのよ!」と、自分の鼻を見せて、彼女に頷いてもらった。

「それで、あなたブラジルのどこに住んでるの?」

って聞かれて、
「えぇっと、ベルギーがこれで、ブラッセルがこれでしょ?で、ウォルウェー。この辺。」

「へ?わかんない。」と彼女。

「あなた、わたしがブラジルから来たと思ってる!???」

ブラッセルとブラジル間違えさせたわたしも悪いけど、こんな顔した私がブラジルから来ますか。
2人で爆笑!

美術館閉まってたから、公園を散歩することになった。

日本は四季があって綺麗なんだって、日本のお花見を説明した。
「イメージできない」っていわれたから、木の下で弁当食べて酒を飲むジェスチャーをやってあげた。

なにやってんだか、わたし。


別れ際に、レストラン行くならここよって、ホテルの下の「33 Cite」教えてもらった。

TGVで一緒になったマダムも「ここオススメ」っていってたし、人気なんだね。

今夜そこで晩御飯にしようかって主人と話してたところなんだけど、明日南仏のレストランに行きたいし、夕飯作るけど。

彼女と別れて、ランチして、洗濯して、乾燥機の間にもう一度公園を散歩。
 
 

なるほど。でかい。

ゲートボールみたいなのしてるおじいちゃん軍団を眺めてたら、手招きされて、「やらないか?」と誘われる。

いやいや、ルールわかんないから。

Je regarde!

「中国人か?」
「結婚してるのか?」
「子どもはいるのか?」

とおじいちゃん寄ってたかって質問攻め。ギリギリわかるフランス語。

これ以上は。。。

もうだめっ!
「わたし、喋れないの~!」

簡単な質問をして、おじいちゃんの答えにわかったような顔をして、日本にもお年寄り向けのこんなスポーツあるよと伝えて、

「話してくれてありがとう!」

といって立ち去った。

またバスに乗って今度は近くのスーパーで買い物をして、今夜はコトコトポトフですよぉ~。


そんな素敵なロケーションのホテルも今夜で最後。
 
明日朝出て、そのまま南仏旅行したら日曜夜から別のホテルで長期滞在です。
荷造りや引越しは忙しいなぁ。