12・7・3
千駄木の本屋さん
千葉日報6月29日「本はいま」に紹介された
「千駄木の本屋さん往来堂の15年」
A5判16ページの冊子定価百円、興味を引くものがあります。
ネットで調べて申し込んだら昨日、宅配便で届きました。
かなりユニークは本屋さんのようです。
「お客さんの目線で・・・」などと云う文言はない。
だがお客さんはこの本屋さんを訪れれ、多分、
「ちょっと面白そうだ!」と感じるに違いない。
お客さんの目線で選ばれ本がこの棚に、このコーナーに約束通りおいてある。
冊子を見てそう思いました。
「お客様は神様です!」が商売の極意のように言われていますが、違います。
「お客様は仲間です!友達です!」が私の心情です。
ですから、困ったら、なにかを始めようとするなら、
率直にお客さんに聞けばいい、仲間なんだから親身になって一緒に考えてくれます。
どうして多古米と云うブランド米は生まれたか?
土地が肥沃?と云うこともあるかもしれません。
肥沃だけではブランド米は生まれません。
人の営みの中から生み出されたものです。
自発的に率先して動こうとするあるモノがある。
「千駄木の本屋さん往来堂の15年」にはそうしたものが詰まっているような気がします。
率直に思いを語っているのです。