13・4・4
「栽培植物と農耕の起源」(岩波新書)で
中尾佐助は
「文化と云うと美術、文学、学術を思い浮かべる。
農業や農作物は文化の圏外に追いやられている。
英語でカルチャーは本来耕す、地を耕し作物を育てること、
それが文化の原義である」と述べている。
千羽鶴を折り続けたこと、丸ごと書き写すことも
耕すことに通じるような気がした。
今ある麦、米は先祖が原種から数千年かけて
品種改良を重ねてきたものである。
重要文化財に値するものである。
現代技術を駆使しても
原種から今の状態に作り変えるのは
2,30年かけてもできない…
受精卵が胎児となり誕生するまでに
進化の経過をたどるように、
折り続ける、書き写す作業も進化の経過をたどる、
なぞることに通じるような気がする。
「栽培植物と農耕の起源」(岩波新書)で
中尾佐助は
「文化と云うと美術、文学、学術を思い浮かべる。
農業や農作物は文化の圏外に追いやられている。
英語でカルチャーは本来耕す、地を耕し作物を育てること、
それが文化の原義である」と述べている。
千羽鶴を折り続けたこと、丸ごと書き写すことも
耕すことに通じるような気がした。
今ある麦、米は先祖が原種から数千年かけて
品種改良を重ねてきたものである。
重要文化財に値するものである。
現代技術を駆使しても
原種から今の状態に作り変えるのは
2,30年かけてもできない…
受精卵が胎児となり誕生するまでに
進化の経過をたどるように、
折り続ける、書き写す作業も進化の経過をたどる、
なぞることに通じるような気がする。