13・1・31
ー軟酥の卵 Ⅷー
昨日、千葉文学賞随筆部門に応募しました。
10~15枚だったら今迄書き溜めたものがある、
チョッと手直しすればまだ間に合う、と考えて、
応募する気になりました。
よし!賞金10万円を獲得してやるぞ!と
如何云うわけか、そう思った。
天風師の誦句集に「想像力の誦句」がある、
賞金10万円を受け取る姿を想像しよう!
天風師の教えに従って
賞金を受け取る姿をイメージするのですが、
すればするほど、空々しい思いが募ります。
この空しい思いは如何してなのか、改めて考えさせられました。
今迄こうした取り組みには
応募すること自体が目標で、
一次が通った、2次まで進んだ!程度で
満足とは言えないまでも、その程度がオレの実力なのだな、
と思ってしまう。立ち位置を確認するに過ぎない。
積極的に賞金を獲得しようとは思っていなし。
全然念頭にないか、と云えば、そうでもない。
取れたらいいなァ程度の淡い期待はある。
目標はあいまいで、明確にしなかった習慣があった。
よし!賞金10万円を獲得してやるぞ!
初めて目標を明確にした、と云うより目標を初めて
明確にしてしまった戸惑いがあったのであろう。