モジリア

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おじさんが読む「赤毛のアン」

編集工学

2012年05月12日 | 文章を書く

12・5・12  ―編集工学―

編集工学?って何か面白そう、イメージをマネージすること即ち編集工学と云うらしい。

編集工学主宰者松岡正剛氏によると言葉は既に連鎖性があり次の言葉を喚起する力がある。

鈴木新一氏の言葉を代えれば言葉そのものに補おう、とする力がある、と云っても良いのではないか。

書くという行為にイメージの力、言葉の力その他諸々の無限な力が結集してくるよ!

生きる力が発動するぞ!と云ってもいい。

 

私の場合、養護老人施設に入居するお年寄りの方々へ

毎月7,8通のハガキを書くことが文章を書くスタートだった。

室内で過ごすことの多いお年寄りに外の出来事や様子、季節の話題を書こうと大雑把にテーマを決めた。

水原秋桜子編の俳句小歳時記をネタ本に季語の説明文、例句から適当にフレーズ、文言を拾い集める。

適当に切ったりつなげたりしながら7,8通りの葉書文を書いた。

歳時記をネタに7,8通り編集?した、と云えなくもない。

こうした極めて粗末な文章でも、書くという行為に諸々の力が結集、

生きる力が発動したのだなァと20年経った今日、

そうなのか!そうだったのか!と実感を伴って、分かる。

書くことって、生きること、生きようとする力が発動すること。



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