12・9・23
昨日の日本経済新聞文化面に
「ルソー 現代の課題に示唆」があります。
一部引用します。
「脱原発が一般意志なら電力消費を抑えるために
不便な生活に耐える義務が生じる…」
私は腹を括って耐え抜いても
原発に依存しない社会を構築すべき、と考えます。ですから
総理大臣公邸をデモする気にはなれません。原発の問題は、
将来にわたって、解決できそうもない問題を抱えています。
使用済み核燃料しかりです。
戦争中の所謂、一億玉砕の覚悟がなければ
脱原発は実現不可能でしょう。
21面コラム「自立を促す学校選び」は共感できます。
電車の中吊り広告で見るオープンキャンパスが訴えるところは
「一緒に考え優しく導いてくれる…」とか
「苦手が得意になるまで根気よく丁寧に教えてくれます」とか
面倒見が良いことが、中高や大学の選択条件なっている。
「子供を大人にする!」とか「自立させる!」と云った
強い意志が感じられない。
脱原発問題しかりです。
覚悟して、取り組もうとしない。
個人的な問題で申し上げると、
以前痛風を患いました。
医者の処方する薬に体が拒否反応を示します。
少々の事だったら我慢しますが、
半ば一生飲み続けなければならない薬です。
体重を10キロ落とせば或いは薬が止められるかもしれない、と
医者が言います。
私は体重を10キロ以上落として、今は痛風から解放されました。
痛風の薬に拒絶反応がなかったら、
今も痛風の薬を飲み続けているでしょう。
痛風程度の病気でも不治の病にしてしまう。
覚悟をもって立ち向かわなければ
82キロの体重を今朝の計量で67キロに減量できません。