13・3・25
多古米というブランド米の生産地多古町は
小江戸と云われる佐原に隣接、
江戸文化圏内、そして当時の物資輸送の主力は水運、
利根川を通じて主として江戸に供給していた。
利根川と江戸川を結ぶ運河が開設されている。
野田の醤油、流山の味醂といった
特産物を輩出した背景には
水運を通じて江戸との交流が頻繁だったことがある。
伊能忠敬も佐原の人、
研究する、開発するといった風土、文化が背景としてあった。
そうした視点から、
松戸の矢切ネギも地域ブランドに認定されている。
元々は千住ネギを、
矢切の渡しを伝って、
松戸の矢切に伝えられ、矢切ネギを完成させている。