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日本の伝統文化紹介と、日本の現状と問題点。

神道諸派【山王神道】

2022-09-10 12:54:17 | 日記
【神道諸派】
◆山王神道

山王神道(さんのうしんとう)は、平安時代末期から鎌倉時代にかけて、天台宗の総本山である比叡山延暦寺で生まれた神道の流派である。狭義には、江戸時代の天海より以前のものを山王神道という。



日枝山(比叡山)の山岳信仰、神道、天台宗が融合したのが山王神道である。山王権現(日吉大宮権現)は釈迦の垂迹であるとされ、神仏分離では大山咋神とされた。また、「山」の字も「王」の字も、三本の線と、それを貫く一本の線からなっており、これを天台宗の思想である三諦即一思想と結びつけて説いた。

山王神道の教説をまとめた書としては、『山家要略記(さんけようりゃくき)』が知られる。同書は、比叡山の僧である義源が、顕真に仮託して鎌倉時代の後期に編纂したものであり、比叡山の神道思想とそれに関わる大衆の活動を考えるうえで重要な史料とされる。義源は、修行としての記録を重視した「記家(きけ)」と呼ばれる一派に属していたが、記家は、山王神道との関わりが深いとされてきた。

また、貞治5年(1366年)のころに成立したとされ、多種多様な神社の縁起を紹介している『神道雑々集(しんどうざつざつしゅう)』も、山王神道に関する記述が多い。『神道雑々集』は、その以前、文和・延文年間(1352年-1361年)に成立したとされる『神道集』の成立に刺激されて編纂されたとする指摘があり、『神道集』が山王神道に距離を置く檀那流の系統にある安居院流(あぐいりゅう)の者が編纂したのに対し、『神道雑々集』は山王神道に積極的とされた恵心流(記家)の者が編纂したとする説がある。

「山王神道」とは、広義には、比叡山における「山王」を中心とした神々への信仰を意味するが、狭義には、上述の『山家要略記』などの記家の文献にみられる神道思想を指すことが多く、山王神道の教説は記家が生み出したと説明されることさえある。

だが、山王神道を記家の神道説とすることには、異論もある。記家は神道を重んじ、主な活動が山王神道の伝承であったことや、山王神道の発展に果たした役割が大きいことが指摘されているが、一方で、山王神道は必ずしも記家が独占していたわけではないともいわれる。

また、義源と戒家との関わりに着目し、戒家の教学形成に記家が与えた影響が大きいとして、戒家と山王神道との深い関係を唱える説もみられる。なお、戒家とは、南都の戒律復興に刺激され、円戒の復興を目指した派である。また、比叡山付近の大衆の活動が山王神道と深い関係があることも指摘されており、山王神道はそれら大衆の思想と活動の中に位置づけるべきだとの主張もみられる。

いずれにせよ、山王神道を語るうえで、記家の位置づけをどうみるかは、非常に大きな課題といえる。


岡山新報デジタル【創価学会の正体】

2022-09-10 10:51:37 | 日記
●創価学会の正体③
海外での活動

1970年代(昭和45年)以後より創価学会は、日本国内での布教活動(会員数)が頭打ち傾向になってきたために、1975年(昭和50年)1月26日にアメリカ合衆国グアム島に51か国の代表が集って創価学会インタナショナル(SGI)を結成して海外への布教活動を積極的に行うようになった。

1975年(昭和50年)のSGI設立時には海外全体で150万人のメンバーだったが、2022年(令和4年)現在は、宗教の布教活動が厳しく規制されている中国、北朝鮮や中東諸国のイスラム教圏を除いた、日本を含む世界192カ国・地域に広がり、海外全体で約280万人のSGIメンバーを擁している。



組織の活動
座談会は、三代の会長が最も大切にしてきた伝統行事であり、活動である、とされている。寺田喜朗は、1950年代~1960年代(昭和30年代~昭和40年代)の高度経済成長期、農村から都市へと多くの労働者が移住し、生活と将来への不安を抱えた人々が、座談会に参加する中で、悩みを分かち合い、「コミュニティー」を築いたと指摘する。そして、学会が、この座談会などの活動を通して会員を教育し、社会のさまざまな分野に人材を輩出する「総体革命」を目指していた、としている。また、央忠邦によると、座談会は班や地区の単位で行われ、1968年時点で、座談会の拠点は日本に二十万か所以上あった、とされる。

アメリカ・モアハウス大学のローレンス・カーター教授は、創価学会・SGIのユニークな特徴として、「座談会」を挙げており、そうした集まりが、寺院や教会ではなく、会員宅で開催されているのは、「SGIが在家運動であることが関係している」と指摘する。加えて、寺院などの場で行えば、聖職者の権威に特別な力が宿る一方で、庶民の自宅で集えば、「自然と皆が普段着で来られるような大衆的、民主的な場になる」ため、その点が「SGIの基底部に埋め込まれた平等主義の表れ」であるとしている。

差は存在するが、東京の場合では友人葬の基本料金は概ね35万円位から50万円位である。 友人葬を取り扱う葬儀社によっては、一式で基本料金に含まれているケースとオプション料金として別料金になる場合がある。

詳細は葬儀社への確認が必要である。

納骨は、地区部長を通じて申し込むと、全国にある創価学会墓地公園が利用出来る。
儀典長を中心に、生前の名前で葬儀を行うため、戒名料・読経料はかからない。

布教活動
無宗教あるいは他の宗教を信仰する者を改宗させる事を「折伏」(しゃくぶく、しゃくふく)という。

1951年(昭和26年)に戸田が「青年訓」を発表し、青年部を中心に折伏大行進と呼ばれる大々的な布教が行われた。布教活動は多くの会員を増やすことになった反面、その強引な手法から社会問題になった。

現在、創価学会では、仏法の人間主義に基づき、自他共の幸福を目指して、自身の信仰体験や仏法の哲理を友人や知人に語っていくことを「折伏・弘教」と定義している。

また、信仰者としての自身の振る舞い、生き方を通して、地域や職場で友情と信頼を深め、学会の理念や活動への理解を広げていくことも「折伏・弘教」にあたるとされている。



岡山新報デジタル【今日は何の日】

2022-09-10 07:57:00 | 日記
⭕弓道の日(9月10日 記念日)

大阪府大阪市で弓道用品の販売と製造を手がける「有限会社猪飼弓具店」代表取締役の猪飼英樹氏が制定。



日付は「きゅう(9)どう(10)」(弓道)と読む語呂合わせから。日本の伝統武道である弓道を広め、この日に弓道大会を開き、弓道の魅力を多くの人に伝えることが目的。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。

2015年(平成27年)9月10日9時10分には多くの弓道家がツイッターで「弓道の日」をツイートして話題となった。翌2016年(平成28年)よりこの日を記念した交流射会が開催され、弓道を通しての交流を深めている。