大型台風十五号九州を襲う

大型の台風１５号が九州の西側に上陸すると言うことであった。時間は８月２５日の朝の５時を過ぎた時刻である。２～３日前から九州に上陸するという情報は出されていたので台風対策は皆大変であった。午前中を中心に風が吹くという情報である。俺は火曜日は五高記念館出勤を予定していたが大学も学生以下皆休みだそうであると言うことが前日のうちに五高記念館から連絡があっていた。
今までの俺の経験から九州を襲う台風は熊本の西側を通過する台風が一番強い風が吹くようである。

熊本を襲った台風の被害は我が家の前に榎の大木がある、その枝やその葉や小枝をすべて俺の屋敷に吹きだめていた。そのためそれを整理するだけで２５日は午前中を費やした、例の４５リッタービニール袋に五袋からあった。自然朴のためにこんなことは全く困ったものである。もちろん俺が知っている範囲ではこの樹木は実生の榎であるし整理の必要もないのであるが面倒なことこの上ない事ばかりである。


この樹木に対しは町内では伐採しようと話があった時など、ここの堰番でもしていた奴だったろうか、昔のことは全然知らないくせに何も知らない爺奴がこの樹木は加藤清正が植えたので伐採は出来など云う馬鹿仁がいたことがあったが、俺が小さい時はこの榎はまだ小さく上ることも枝細く出来なかった、前述したように実生の自然に芽を出したやつである。ここにも自分がこのあたりの事情は一番昔のことは知っていると言わんばかりの爺やんが居たことは忘れられない。

熊本地区への台風上陸は十六年ぶりとかで風速は４２メーターばかりあったそうな、こんな自然木が葉は落とし枝は吹き折りすれば迷惑もこの上ない事である。しかし俺の家では勝手の台風１８号の時には屋根瓦が飛ばされ後の補修が大変であったが、今度はそんなことはなかったのはよかった。