吉田篤弘(よしだ あつひろ)
長いタイトルだなぁ、と思わず手に取る。
主人公は、マイペース・のほほん型!?の「大里(オーリ)」君。
(失業中)(笑)
失業中にも関わらず、とある街に越してきた。
その街を選んだ基準は、二両編成の路面電車が走り歩いても行ける所に、古い映画館がある所。
(その選択も何だか良い感じ)
オーリ君はその街で、おいしいサンドウィッチ屋さん&あおいさんと巡り合う。
人々との触れ合いとサンドウィッチとスープ。
オーリ君は、今まで必要だったけれど手に入ってなかったものを、
この街で手に入れたんじゃないかな!?
ほんのり温かい気持ちになれる一冊でした。