もんぱの北海道たより

現在、北の大地在住。寒がりのうちなーんちゅ(沖縄県人)が、日常のあれこれ!!書いています。

それからはスープのことばかり考えて暮らした

2019-01-03 20:06:07 | 本ネタ

吉田篤弘(よしだ あつひろ)

長いタイトルだなぁ、と思わず手に取る。

主人公は、マイペース・のほほん型!?の「大里(オーリ)」君。

(失業中)(笑)

失業中にも関わらず、とある街に越してきた。

その街を選んだ基準は、二両編成の路面電車が走り歩いても行ける所に、古い映画館がある所。

(その選択も何だか良い感じ)

オーリ君はその街で、おいしいサンドウィッチ屋さん&あおいさんと巡り合う。

人々との触れ合いとサンドウィッチとスープ。

オーリ君は、今まで必要だったけれど手に入ってなかったものを、

この街で手に入れたんじゃないかな!?

ほんのり温かい気持ちになれる一冊でした。


空色 水曜日 

2019-01-03 20:05:16 | 本ネタ

谷村志穂(たにむら しほ)

北海道出身の著者が、著者の視点で選んだ北海道内のあちらこちらを紹介している。

ガイドブックとしても、GOOD!!手元に置いておきたい本。

行ったことのない所や、一度行ったけれど、再発見!!ありetc・・・

楽しく読み進めていった。

装丁も素敵!!

エッセイ&2本の書き下ろし短編小説収録。


千里眼 トランスオブウォー

2019-01-03 20:04:35 | 本ネタ

松岡圭祐(まつおか けいすけ) 

ご存知千里眼シリーズ!!主人公・臨床心理士 岬美由紀。

彼女は元自衛官。

その過去を買われ!?イラクの人質事件の交渉に「臨床心理士」として参加する。

交渉の最中、襲撃され人質を守るため彼女は一人戦場に残る

残された彼女の運命は・・・

そして今回、岬美由紀の過去が回想として明らかになって行く。

二段刷りの558p!!かなり読み応えあります。

 



世界は「使われなかった人生」であふれてる

2019-01-03 20:03:55 | 本ネタ

沢木耕太郎  (さわき こうたろう)

「使われなかった人生」は「使わなかった人生」

・・・あなたにとっての使われなかった人生とは何か!?

との沢木さんの問いかけに、しばらく考え込んだ。

あの時、あの道(生き方)を選択していたら、

私の人生も大きく変わっていただろうという事はあった。
その「使わなかった人生」を「もう一度取り出して使ってみよう」

と今は思わないが、いつか使う日が来るかもしれない。

その時、またこの本を読んでみようと思う。

 



すべての雲は銀の。。。

2019-01-03 20:03:19 | 本ネタ

村山由佳 (むらやま ゆか)

読みやすい!面白い!一気に読んでしもうた。

人の心って単純!な時もあるけれど結構複雑よね。

『泣きたい時には泣くことが必要やし、苦しい時には苦しむことが必要なんや。

誰もかれもがこれだけ辛いことをかかえてるのに

胸の痛みに効く薬がないんのはそのせいや』(461p抜粋)

そうなのかー。

必要なんだねー。