<セレモニーまで>
この日、まさか自分がその場にいるとは思ってませんでした。
でも、東京に住んでない私たちが舞台以外でナマの上川さんを堂々と(笑)見られる
チャンスなんて今年を逃がしたらもうないかもと、友人たちに励まされスイッチON!
今までもヨワネをはきそうになると、そのたびに奮い立たせてくれた友人たちに、い
つもいつも心から感謝しています。
4月1日。土佐二十四万石博オープニングセレモニーの当日、午前中に現地到着。
すでにギャラリーは数十人並んでましたが、私たちもそこそこの席を確保してひと安心。
イベント会場は高知城の南側、追手門を入ってすぐ左の丸の内緑地、「大河ドラマ館」
のすぐ前にありました。高知城の元城主が大河ドラマの主役になった当地ゆかりのイベ
ントなのに、そのステージのなんと慎ましやかなこと。
最前列の人なら手の届きそうなキョリと高さの特設ステージでした。
こんな早くから並ぶのは、元NHK社員で高知県知事の橋本大二郎さんのファン・・・
ではなく、間違いなく全員、上川さんのファンだったでしょう。(イヤ、ワカランが。)
話してみると、遠方から高知観光を兼ねて泊まり込みで来てる人も多かったようで、同
じ目的で集まったものどうし、なにげに会話もはずんだり・・・。
●オープニングセレモニーでは撮影禁止だったので、代わりに市内で見つけた
「土佐二十四万石博」のポスターです。↓
<セレモニー>
午後1時40分から地元の和太鼓奏者の演奏。山内一豊の生涯をイメージしたオリジナル
曲のパフォーマンスで、いよいよ気分が高揚したところへ、来賓の入場。
舞台の上手から上川さんが入ってきた途端、大きな拍手とただならぬ感嘆の声が。
・・・あ、関口仁!!
あの髭のあの髪型のあの人に、いまここでナマで逢えるとは・・・感涙っ!
黒無地のスーツに、淡いグレー地のチェック柄のタイ、白いシャツ、で決めた素敵な
関口氏はステージに立った途端、速い瞬きと、例のちょっと鼻をすするような仕草を。
TVの一豊役で見るよりもほっそりした顔。手足がスラリと伸びた美しい体躯。
♪♪♪ ♪♪♪ ♪♪♪ ・・・・・・ (←言葉にならず)。
私にとっては、太陽の下で見る初めての上川さん。
どんな役もまとっていない姿を目の前にし、カンペキに打ちのめされてしまいました。
挨拶のほうは山内家第19代当主、高知県知事、NHK大加章雅プロデューサーと続くので
すが、その間、ややうつむいて、前で組んだ両手をギュッとにぎったりゆるめたり・・・。
大加さんの挨拶で、本能寺の変の濃姫のシーンのことに話がおよぶと、上川さんも
ちょっと大きく反応してました。
「皆様、お待たせいたしました。」MCの女性の声があって、ようやく殿が登場。
大拍手と歓声が起き・・・ましたが、すぐに笑い声に。
上川さん、挨拶しようとして、ちょっと苦笑。ステージマイクの高さを自分で動かそう
としたので、係の人たちが再びマイクを調整。
(係の男性が、上川さんに合うようにと事前にマイクの高さを上げてあったのですね。)
「ちょっと・・・高すぎたようですね」と本人が言うと、会場では再び笑いが。
挨拶の内容をあまり思い出せないので、これについてはぜひぜひ有名ファンサイトの
皆さんのレポを読んで頂きたいと思います(笑)。
「山内一豊役を演じています、上川隆也です。」
すると、男性の声で「聞こえんぞ、こらーーっ!」。
「いま何をおっしゃったのかよく聞こえなかったのですが。ええ。お答えするつもりも
ございませんので・・・」のように、ここユーモアを交えてうまく返しておられました。
「今回は千代を連れてくること叶いませんでしたが、去年、よさこいに来たようですね。
今回はお休みです。」
今は全撮影の半分が終わったところです。この博覧会が盛り上がるよう、これからもが
んばって演じます。皆さんも今日一日ゆっくり楽しんでください。今日はお招きありが
とうございました。
・・・のようなことをだいたい言われたと思います。
続いて、鏡開きのセレモニー。
左右に置かれた2つの酒樽のうち、上川さんは向かって左側に。
この位置がすごく前方だったので、びっくりするほど間近で見られました。
同じ側に橋本県知事もおられ、鏡開きが始まるまで周囲の人たちと談笑。こういう時に
とびきりの笑顔を見せるのがホントに素敵で~♪
ヨイショ、ヨイショ、ヨイショ!!
のかけ声で、鏡割り。会場、大拍手。
上川さーん。と女性ファンが声をかけると、ちいちゃな会釈で反応。
お隣りにいた男性が上川さんに、前に出てはどうかと言ってたようですが、恐縮しな
がら笑って断っていたのが印象的でした。
セレモニーのあとは来賓の人たち全員が大河ドラマ館のほうへと消えていきました。
<セレモニーが終わって>
私たちもこのあと大河ドラマ館と高知城を見学してから、市内観光へ。
車の窓から、功名が辻のポスターがいっぱい貼ってある本屋さんを発見。
お店の壁に「後藤吉兵衛の子孫の店」と書いてあって、ん?
地元の人に聞いたら、やっぱりご先祖さまがあの吉兵衛さんだそう。
急に頭の中が武田鉄矢さんでいっぱいになった、高知の春の黄昏時でした。
2006限定~今週の一豊さん バックナンバー
カメラを買う時間などたっぷりあったのに、思いもつかなかった。ああゆう感じの人を見たことがないのですが、3時間待ったかいありました。あの素敵さをどう伝えたらいいの。
私たちもかなり待ちましたが、上川さんの顔を見た途端、待ち時間のことなんてフッ飛んでしまいました。そうなんですよ~、あの素敵さはどう書いてもどう話してもこぼれてしまって、とても伝えきれるものではありません。ほんとに大切にしたい思い出になりましたね!
なんと関口さんでしたね、びっくりです。NHKの映像で見ました。こりゃ逃したーって感じです(笑)
詳細レポ、ありがとうございます。
先に掛川で拝見できたおかげで、上川さんの仕草とか表情には、わかるわかる、その感じ!って、もうその場で見てきたかのように舞い上がって読ませていただきました。ああ、もう一度ナマで感じたい(笑)
高知には、やっぱり行ってみたいなあ。竜馬の土佐でもありますからね。
私がナマで見るのは舞台だけと決めていたのですが、掛川で上川さんがコメントされてるのを読んだり、メディアで見たりして「あれ?見に行ってもいいんだ~」って目からウロコで(笑)。ヘンな言い方ですが堂々と見られたのがやっぱり一番嬉しかったですね!
高知へは私も、このイベントのおかげで初旅行が叶いました。街はきれいし、カツオはおいしいし、見るところもいっぱいで、すっかり観光を楽しんで帰りました。高知にはぜひまた行きたいなーと思ってます。
話てたのが感じよかったですよね、何話てるのか
聞こえないのが残念でした。ほかの人たちはあまり話してなかったように思ったけど、まーほとんど上川さんに視線は釘付けでしたけど。
もちろん、私たちは目は釘付けでしたが、ゆったり落ち着いて見てましたよね。視線が合ったのですか?うらやましいです(笑)。こういう機会はめったにないので、その日に行けたことが本当にラッキーだったと思います。楽しかったですね♪
私も高知行きたかったのですが、当日用があって行けませんでした。
でも、ここを読んで会場の上川さん(殿)の様子が手にとるようによくわかりました。
私も昔一度、東京(渋谷)の劇場で至近距離で上川さんを見ました。
その時、すっごく顔が小さくって背が思ったより高くっておまけに足もすごく長くて素敵でした。
高知は上川さんが以前演じた坂本竜馬の出身地で、竜馬さんと私の誕生日が同じなのでいつか高知に行きたいなと思っています。
奈々さん、はじめまして。拙いレポで、殿の素敵さを十分伝えきれないのがもどかしいのですが、でもコメントを頂けて嬉しいです。舞台以外でナマで見ると、やはり奈々さんがおっしゃってるような印象なのですね! 私もそれがよくわかりましたよ~。
坂本竜馬と誕生日が同じ? ご縁があるのですね。ぜひぜひいらしてください・・・って私が言うのもヘンですが。
高知の地元でもやはり山内一豊よりも坂本竜馬のほうが有名で人気もあるみたいです。現地でお話しした高知の人に、上川さんは前に竜馬を演じたこともある、と一応強調しておきました(笑)。