第27回「落城の母娘」(7月9日放送) ●公式サイト
「2006限定~今週の一豊さん」は毎月曜日に更新予定。週末に予定が入った場合は遅れることもあります。 |
前回は殿のアドリブの台詞を聞き違えており、後から訂正しました。
<参れ>を<前へ>と聞いてしまった私。かなりコッパズカシイです~。
気をとり直して、今週の殿。
いよいよ秀吉と勝家が直接対決。北陸から出陣した勝家軍を賤ヶ岳で迎え撃つ秀
吉軍。石田三成の提案で勝家軍をうまく誘い出し、揺すぶりをかけて、いよいよ
優位に立つ秀吉軍。そんな中、なかなか活躍の場に恵まれない一豊に重要な任務
が発生。落城する前に、お市様母娘を北ノ庄から救い出せ!と、秀吉からの直々
の命令が・・・。
■吉兵衛のいない図
たきが吉兵衛の後を追って命を絶ったと知らせる人あり。
吉兵衛には弟がいたんですねえ!
「功名が辻」のイベントで高知に行った時に<後藤吉兵衛の子孫の店>と書かれ
たお店を偶然見つけましたが、もしかしてこの弟方のご子孫なんでしょうか。
一方、亀山城の一豊たち。吉兵衛のいない、殿と家臣二人の図。やっぱりヘンで
した。こうして見ても、今回ここに新右衛門がいてくれてよかった。そうでない
と殿はこの戦場で立ち直れなかったかも。
殿が弱気になった時に叱咤する吉兵衛がいないのは、やはり見ていて寂しい。
■新世代
一豊さんのライバルは同僚の2人だけではなかったのね。
なになに、新世代? 賤ヶ岳七本槍に、石田三成。
秀吉いわく「一軍の将とするために政(まつりごと)、戦の仕方も教え込んでき
た」いわば生え抜き。秀吉に全幅の信頼というか、期待をかけられた精鋭たちな
のだ。そんなヤツらと同席している一豊のことを秀吉はこう宣ったのですよ。
「ん? 一豊か。おったのか」。ユルセン! そりゃあないっすよーーーーー!!
石田三成とアイコンタクトをとったかと思いきや、冷たい笑いを浴びせられ。
(とても元親子とは思えな~い・・・って、それは「毛利元就」時代のお話。)
いつぞやの中村一氏の評定の状況分析といい、石田三成のアイデアといい、秀吉
のめざす軍隊のイメージに他の家臣たちはついていっているのに、一豊さんだけ
が取り残され、居場所がない感じ。
仕事をしてる人間にはそういうの、ヒジョーにツライ。一豊さん、まじヤバイ。
それにしても大垣から賤ヶ岳へ。松明で<夜を昼に>しての大返し。こういうの
を見ると、戦の現場で命を懸けるよりも、戦の設計図を描いてコマを動かすこと
のほうに喜びを感じる人間の気持ちがよくわかるなー。
■市と茶々
北ノ庄での雪に閉ざされた生活は市の気持ちを変えた?
ウ-ン、最後の市の台詞はにわかには信じられない言葉ばかりでした。
「まことのおなごになれました」?
市が本当に女としての幸せを見つけたのかどうか、茶々があとで「わからぬ」と
言う通り、私にもわからなかったなあ。猿の顔は二度と見たくない。だから死ぬ。
勝家に納得してもらわなければ死なせてもらえないから、そう言ったような。
(疑ってごめんなさ~い。)
で、この母娘。だいたい台詞が命令形なんですねー。
救出に来た一豊に向かって市は「娘たちを助ける気がなければ、失せよ!」
茶々にいたっては登場シーンから「やめよ!」
これ、一豊が秀吉に蹴飛ばされかけた場面なのでまあいいんですが(笑)。
「寄るな! けがらわしい」。そう言われた秀吉、あまりの気高さに市を見た気
がしたのか、ナントひれ伏してしまうんですねえ!
それを見て驚嘆の表情の一豊さん。ここは私も一豊さんと全く同じ気持ちでした。
(ただ、市の気位の高さ、気の強さは私は嫌いじゃなかった。むしろ、ヒドイ言葉
が気持ちイイくらい。大地真央さんの今回の演技もとても好きでした。)
千代に対しては「我は筑前の野望を砕く。千代、手を貸せ!」「黙れ!もうよい。
下がれ!」と言っちゃった茶々。
市と千代の関係と違って、心が通ってもいないのにいきなり命令するなんて。
もしも時代が今なら、絶対イメージコンサルタントが必要だわ、茶々。
あー、来週は殿にとって切実な問題が!
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ワタシも負けずに頑張りましょう。
吉兵衛の弟は、今後重臣になるよう
ですがやっぱり吉兵衛には叶わない!?
茶々はお姫様ですから、あのツンツン
した感じは生まれつきかも・・。
寧々様と衝突もありそうですしね。
千代は寧々様寄りですから、さて
どうなることやら・・。
だんな様、若手軍団の登場(特に
三成!?)隠れちゃった感じですよ~。
千代さんの叱咤激励だけぢゃダメみ
たいなので法秀尼さまが登場ですか?
http://tb.plaza.rakuten.co.jp/bluestar1719/diary/200607090001/5c4f2/
お市さんは亡くなってしまいましたけど、最後に勝ったのはやっぱり織田家なんじゃないでしょうかねー。
徳川家と豊臣家、どちらに転んでも織田の血が残るんですものね。市に似て気の強い茶々、早くも気になる存在です。
一豊さん、このままでは存在感うすいですよね。来週からまた心配の種が!(笑)