月岡芳年が女性のしぐさを ~~そう と描いた美人画
「風俗三十二相」より
五 『 ひんがよささう 』
享和年間(1801~1803) 官女之風俗
明治廿一年四月十三日印刷
江戸時代のメークといえば 「紅」 紅花からとった紅は
たっぷり塗り重ねると玉虫色の輝きを放ちとても贅沢な仕上がりに。
『笹色紅』と呼ばれるリップメークが一世を風靡したそうです。
<ポーラ文化研究所 紅化粧より>
六 『 けむさう 』
享和年間(1801~1803) 内室之風俗
明治廿一年五月十九日印刷
蚊遣の煙にたまらず目を細める女性
秋刀魚を焼いているわけではないみたいですね。
それにしても凄い煙、本当にいぶしてます。