オオカミになりたい(遺言)

ずっとそばにいるよ

風俗三十二相 めがさめそう/かゆそう

2017-12-19 | 風俗三十二相

月岡芳年が女性のしぐさを ~~そう と描いた美人画

「風俗三十二相」より

 

十五 『めがさめさう 』 

弘化年間(1844~1847) むすめの風俗

明治廿一年三月廿二日印刷

 

寝起きの乱れ髪で歯を磨く美しい女性。

歯磨きが庶民に広がったのは江戸時代中期

歯磨き粉と房楊枝(ふさようじ)が商品になったのがきっかけで

顔を洗うのとセットで行っていたようです。

それよりも浴衣の鮮やかなブルーに目が覚めますね。

 

 

十六 『 かゆさう 』 

嘉永年間(1848~1853) かこゐものの風ぞく

明治廿一年九月十六日印刷

 

かゆい時は恰好なんかかまっちゃいられませんね。

現在では暖房のおかげで冬でも蚊が出てきてしまいます。ポリポリ

 

お妾さんと囲い者、どっちも同じだろうと考えますが

明治時代まではきっちり区別がされていたようです。

囲い者は、パトロンから月々の手当をもらって

一軒をかまえて生活している素人の女のこと。

妾は、そういうことを仕事の一部としている色街の女

(例えば芸者など)をいい、江戸末期には「安囲い」という

3~4人の男から囲われるシステムまであったとか。

ま、どっちも縁のないことですがそれは嫌だな。