少し気が早いですが4月の星空です
春の星空は木星が主役となります
AstroArtsよりDL
今日の一曲
トリニ・ロペス 日曜はダメよ
月岡芳年 月百姿
『南屏山昇月』 曹操
明治十八年作
曹操(そうそう)は後漢末期の武将、政治家、詩人
字は孟徳(もうとく)
国立国会図書館デジタルコレクション 006
南屏山(なんびょうざん)は
諸葛亮孔明が建安13年(208年)
曹操軍との赤壁の戦いを前に
東南の風が吹くように祈った場所
東南の風が吹きはじめたのが11月20日とされているので
これは決戦5日前の曹操になりますね
この時の風向きはまだ北西の風だったのでしょう。
月岡芳年 月百姿
中国のかぐや姫伝説 『嫦娥(じょうが)月に奔(はし)る』
明治十八年作
国立国会図書館デジタルコレクション 093
もともと神であった嫦娥(じょうが)とその夫后羿(こうげい)
10の太陽が照り地上が干上がったときに、弓の名手であった夫とともに
地上へ降り9つの太陽を射落として平安をもたらしました。
しかし太陽を射落としたことで夫婦とも神から外されてしまいます
不老不死でなくなった后羿は西王母(さいおうぼ)に
不老不死の薬をもらいます。
夫婦二人で分けて飲めば不老不死になれるが神にはなれない
一人で飲めば神に戻り天に帰ることができる
妻の嫦娥はその薬を盗み一人で飲んでしまいます。
神に戻った嫦娥
薬を盗み飲んだことを悔やんでか天まで行かず月に留まり
寂しく一人で暮らします。
妻の嫦娥と離れ離れになった后笄
満月の夜には、嫦娥を想い、月に向かって供え物をしました。
これが、月見の由来と言われている。
(ネットより)
Tarzan Boy [Instrumental]
最初の30秒間さえなければな。。。
月岡芳年 月百姿
稲村ヶ崎のあけぼのの月
新田義貞
明治十九年作
新田義貞は 鎌倉時代後期から南北朝時代にかけての御家人・武将
正式な名は 源義貞(みなもとのよしさだ)
元弘三年(1333年)鎌倉幕府軍との間で
激しい攻防戦を繰り広げていた新田義貞の軍勢は
5月21日 干潮を利用して稲村ヶ崎を突破し
翌22日鎌倉幕府を壊滅させました。
国立国会図書館デジタルコレクション 021
稲村ヶ崎を通るとき、義貞が刀を海に放り込み
竜神に祈ったことで潮が引いたという逸話の図
おそらく 鎧の胸元に描かれている青龍に祈ったってことだな
そうしてみると 家臣の胸にある絵柄は玄武(亀)になるのか?