もりんの日々是迷い人

もりん。50代主婦。
×あり。子あり。
良い職場と幸せを探し求める日々。

もう伝えられない…あの人の代わりに。

2024-12-28 13:43:00 | 家族
インフル…凄く流行ってますね。

今、ご主人も真っ最中で。
木曜から、あと3日で休みだったのに…次は年を明けての出勤になってしまいました。
「今年もお世話になりました」のご挨拶を、職場の人に出来ずに年末を迎えます。

でも…ご主人は。
出勤したら「今年も宜しく」って
言うことが出来るからまだ良いと思う。


私は。
昨日が年内最後の歯医者さんの日で。
なんと…
歯医者の先生までインフルでした。

熱が下がったからって診療はしてたみたいだけど。
明らかに体調悪そうだった。
助手さんの1人も「先生にもらった」と、体調悪かったそうです。

予約でやってるから、休むに休めないんだろうなぁ…
お医者さんって大変。

その歯医者さんは。
今年亡くなった私の前の夫…
『あの人』も通っていた歯医者さん。

昨日の帰り、先生と助手さんに。
「今年も○○(前夫の苗字)共々お世話になりました。来年からは私だけですけど、またよろしくお願いします
と、ご挨拶してきました。

あの人も…今年までは先生にお世話になってた。 
でももう、お礼を言う事は出来ない。
私がちゃんとご挨拶しないと…と、行く前から決めていた。

先生。
他の人の治療中の手を止めて、ちゃんと挨拶を聞いてくれた。
自分だって体調が良くないのに、私の言葉にきちんと耳を傾けてくれる…本当に優しい先生。

助手さんも。
私を見る度に、あの人のことを思い出すと言ってくれました。

亡くなった人は。
思い出されると、この世とあの世の入り口の門に立つ。
と聞いたことがあります。
嘘か本当かはわかりませんが…私はなんとなくその言葉を信じていて。

家族が思い出すのはもちろんだけれど。
他人が思い出してくれる時は。
亡くなった人は、少しだけこちらの世界の人の近くに来れるんじゃないかな?と言うのが私の解釈。

先生も助手さんも、本当に良い人たち。
あの人だって。本当なら自分で
『今年もお世話になりました。来年も宜しく』って言いたかったはず。

あの人には…もう来年はない。


私。あの人の代わりに
ちゃんと役目は果たせたかな?





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