もりんの日々是迷い人

もりん。50代主婦。
×あり。子あり。
良い職場と幸せを探し求める日々。

幸せは不思議。

2020-11-29 14:03:00 | 日記
『幸せ』なんて感覚は
人の捉え方次第だから

自分にとっての幸せは
他人には
幸せじゃないかもしれないし
他人にとっての幸せが
私には不幸
なんてこともあるかもしれない。

そもそも
私にとって幸せって
なんなんだろう?とも思う。


私は幼い頃。
多分『幸せ』じゃなかった。

両親がいて兄弟がいて
祖母もいて
『家族がいる』
『屋根のある家に住めて
食べる物に困らない』
という事から見るなら
『不幸』ではなかったと
思うけれど……

物心ついた頃の私は
おとなしくて人見知りで
親戚に明るく挨拶なんて
出来る子供じゃなくて

見た目もデブで不細工。

父親は
そんな私が嫌いだった様。
もともと父親は
とても身勝手な人ではあるけど

小腹が減ったと
母にラーメンを作らせ
残った物を子供によこす。

子供と言っても兄と弟のこと。
お前はデブだから食うな
と、私にはそんな感じ。

親戚が家に来ても
私だけは呼ばれない。
叔父は言った。 
あぁ、
もりんは来なくて良いからと。

家族の中でも親戚の中でも
いつでも仲間外れ。 
そんな気がした。

どうせお前なんか
一生結婚出来ないんだから
親の面倒でも見てろ!と、

仲間外れにはするのに
将来は面倒見ろなんて
本当に身勝手な親だった。

母親は
父親に逆らうことが出来ないから
私が何を言われようと
庇うことはない。
むしろ父親に味方をする。

親にばかにされてる私を
兄弟たちも同じようにばかにする。

そんな家族。

そんな中で
私って幸せ♪なんて
思えるハズもなくて………

私は
デブでブスで何も出来ない人間
そんな風に思って生きてきた。


大人になって。 

父親の予言は見事にはずれ
私は結婚した。
優しい旦那とふたりの子供にも
恵まれた

色々あって離婚はしたけど
今も元旦那や子供たちとは
仲が良い♪


自分が親になって感じたことは
私の親は酷い!だった。

子供に決して言ってはいけない事を
繰り返し繰り返し言っていたから……  

どうせお前なんか!と。

大人になって思った。
これは絶対
言ってはいけない言葉 
だと。

どうせお前なんかやっても無駄。
どうせお前なんか誰も相手にしない。
どうせお前なんかデブで不細工だ。

その言葉は
今でも私の心を鎖で繋ぐ。

大人になったんだから
親と離れたんだから
結婚出来たんだから
親になったんだから

そう自分に言い聞かせても
今でも何をするにも自信がなくて
誰といるのも怖くて

『何もしない自分』を
『何も出来ない自分』だと
言い訳しているみたいに生きている。




今回。
別に不幸な話がしたい訳じゃなくて。

今は幸せなんだなぁ♪
って話。

誕生日にと
ご主人がケーキを買って来てくれて。

今年のプレゼントは
越してきたこの中古マンション
なのだそう。
頭金は私出してるけど(笑)

古くて見た目が団地で
リフォームはされてるけど
殺風景な部屋。

少しでも私を
おしゃれな所に住まわせてあげたい。 

そんな気持ちで
あちこちのリフォームを
してくれていたみたい。
前記事参照(笑)


子供の頃。
家族からも親戚からも疎まれて
バカにされて
今も呪縛の様な言葉に縛られて
何も出来ない私。

なのにご主人は
口癖の様に私のためにって言う。
色々してくれる。


昔は
幸せなんてわからなかったけど

今は
こうしてご主人と暮らせて
子供たちとも会えて

ただ生きてるだけでも
本当に幸せなんだな
と、思う。













 



















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