何故死んでしまったの…祥一郎の生きた証

私は2015年12月28日、20数年共に暮らした伴侶である祥一郎を突然喪いました。このブログは彼の生きた証です。

祥一郎………今朝みた二つの夢

2016年02月27日 | 日記
祥一郎は朝からバタバタしていた。

なにやらペットの犬関係の本を持って、調べ物をしている。

二匹の座敷犬のために、

「ちょっと、餌は何がいいか調べものしてんねん。病気になったら困るし。おっちゃんにそれを伝えとこうと思って。」

その後に信じられない言葉が。


「うち、もうすぐ死んでしまうしな。」

びっくりした私は祥一郎を抱きしめ、「お前、死んでないやん。なんでそんなこというの。」
といって祥一郎の身体を揺すっていた。

すると祥一郎の表情は、見る見る内に顔色が青白く変わり、口から血の筋が走り、目の焦点が合わなくなり、死んだ人の顔になっていった…………





朝私が起きると、風呂場の方からシャワーの音がする。

起きて見ると、ちょうど祥一郎がシャワーを終えてあがってきたところ。

その後バスタオルを身体に巻き、テレビの前に座っている。

なにかもう体調が悪く、疲労困憊な様子が分かる。

私が駆け寄ると、祥一郎は、

「なんか頭はまだはっきりしてるんやけどな、身体がしんどいわ。」と悲しい事を言い始める。


私は「祥一郎、死ぬんじゃないよ、死ぬんじゃないよ!」と彼を抱きしめる。

彼は黙って頷いている。それでももう目の色は血が滲んだように真っ赤で、息も絶え絶えのような様子で座っていた。


……………

……………

……………

……………

……………


これが今朝私が見た、祥一郎の二つの夢…………


祥一郎………お前は夢で何を言いたかったの?

猫のクロには、お前が亡くなってからろくにかまってやれてない。餌をやるのがやっとだ。
お前はそれを心配しているのかい?もっと可愛がってやって、かまってやってと。


そして後半の夢では、お前はやっぱり死にたくなかったと言いたかったのかい?
例えどんな状態でも、ちゃんとお風呂に入って、身綺麗にしたかったと言いたかったのかい?
お前、お風呂大好きだったもの
………

吐血で血だらけになったあの日、お前はお風呂に入れなかったものね………


祥一郎………おっちゃんは今のところ、お前のメッセージをこのようにしか理解できない。


これでお前の伝えたいことは合っているのかい?教えておくれ………

祥一郎………また涙でパソコン画面が見えないよ………


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