何故死んでしまったの…祥一郎の生きた証

私は2015年12月28日、20数年共に暮らした伴侶である祥一郎を突然喪いました。このブログは彼の生きた証です。

私が君を殺したの?・・・君が息絶えた板の間

2016年04月20日 | 何故死んでしまったの

君に夢で逢いたくて泣きながら眠った夜

逢えずに目覚めた朝はまたあの時刻

あの時刻、君が息絶えた冷たい板の間に座ってみる

君の痛みや想いをこの両足が覚えていないか

あの板の間に座ってみる

蘇るのは、君の白くなっていく眼と、血糊のついた口

私が君を殺したの?

私に出逢ったことで、君は私に殺されたの?




朝、君がやってくれたように布団を干してみる

使わなくなったひとり分の布団も一緒に

終ってから、君が息絶えた冷たい板の間に座ってみる

君の残した想いや、恨みを掴み取れないか

あの板の間に座ってみる

蘇るあの叫び声 取り返しのつかない自分のしたこと

私が君を殺したの?

私に出逢ったことで、君は死に向かったの?



惑い迷い、何をすべきか盲いた一日、一年

のろのろと、本能で君のしていたことをしてみる

思い出せなくて、君が息絶えた冷たい板の間に座ってみる

君がしたかったことを、固く冷たい板が教えてくれないか

あの板の間に座ってみる。

分かっているのは、蘇らない君の、あの時刻までの命、人生。

私が君を殺したの?

出逢わなかったとしたら、君はまだ生きていたの?・・・・・・・・・・・

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